【 象潟 】

象潟(きさかた)は、にかほ市象潟町(旧由利郡象潟町)の地名であると同時に、その地形のことでもあります。現在は平地で田圃などになっていますが、かつては潟湖(せきこ:湾口に発達した砂洲によって外海と切り離されてできた湖)でした。

江戸時代までは、九十九島・八十八潟が景勝地となって、「東の松島・西の象潟」と言われ、松尾芭蕉の「奥の細道」でも「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し。」と表され、「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠んだのだそうです。

ところが1804年(文化元年)の象潟地震で海底が隆起して陸地化したのだそうです。

国の天然記念物です。


(2011年10月11日訪問)
 
8:18頃、象潟の田圃の風景です。
ここだけでなく、このような稲の乾燥方法は、今回の秋田の旅で何度も目にしました。
8:19頃、松が生えて小高くなっている部分がかつての島で、田圃になっているところは潟だったというのが理解できます。
これも、島だった部分です。
こういう時にこそ、ぐるっっと映像が良いと思います。
北西方向(日本海方向)を向いて写しました。
上の画像を写した所で、右を向いて写しました。
上の画像を写した所で、右を向いて写しました。
上の画像を写した所で、右を向いて写しました。
上の画像4枚のところ、ぐるっと映しました。
改めて、
島々を
写しました。
8:45頃、場所を移動して、「道の駅象潟 ねむの丘」の海側に来ました。
上の画像の右側です。
この画像では確認できませんが、島が見えます。
2つ下の画像のズームでご覧ください。
上の画像の右側です。
島が見えている部分をズームで写しました、飛島です。
飛島を自転車で巡ったのは、一箇月ほど前のことだったので、「おー、あの時はお世話様!。」という感じで、何となく親しみが湧きます。→その様子は飛島でどうぞ。
さらにズームです。
9:12頃、「象潟の九十九島」を鳥瞰しようと思って、道の駅にある建物の6階展望塔に来ました。
その6階に展示してあった「絹本着色象潟屏風」の写真です。
上の画像の右側部分です。
絹本着色象潟屏風は、1804年(文化元年)の象潟地震前の景色を描いたものだそうです。
絹本着色象潟屏風の解説です。
6階展望塔からの眺めです。
上の画像の右側です。
上の画像の右側です。
ガソリンスタンドの左上に写っている森は、蚶満寺(かんまんじ)がある辺りです。
上の画像3枚の所を映しました。
仁賀保高原風力発電所の風車が見えました。
ズームで写しました。
2004年に訪問した時の様子です→仁賀保高原風力発電所

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