【 康楽館 内部 】

小坂町にある 康楽館(こうらくかん)は、小坂鉱山の厚生施設として明治43年に造られました。

ここでは館内の様子をご案内します。

小坂町にあった小坂鉱山は、江戸時代に金・銀の鉱山として開発が始まり、1869年に盛岡(南部)藩直営から官営になり、1884年には藤田組(当時)に払い下げられ、その後銀・銅・鉛などの生産で発展を遂げたのだそうです。

(2011年10月10日訪問)
 
9:00頃、開館したので、入場料金を支払って中へ入ります。
暖簾をくぐって、左方向です。下足入れがあります。
暖簾をくぐった正面は、1階桟敷への入口です。
上の画像の入口の前から写した、売店方向です。
3つ上の画像の右側に少し写っていますが、この階段を上って2階席へ向かいます。
2階から見た舞台です。
上の画像の右側、1階席です。
画像左下の板部分は、4つ下の画像に写っている花道です。
客席に渡された、舞台から客席に伸び、さらには脇の客席に通じている板は、観客の通路用に設けられているものだそうです。
上の画像を写した場所で写した、舞台の対面側の2階席です。
上の画像の左側、舞台の対面側2階席の最前列です。
上の画像左下に写っている座布団は、この部分の座布団です。
座布団の前の、樋状のものは下足入れだそうです。
これまでの短い間に、舞台の幕が下りています。
2つのカットが写せてラッキーです。
角度を変えて、花道を写しました。
花道に縦長に設けられた部分は、「すっぽん」です。
すっぽんは、舞台下の奈落から、花道上に役者を登場させるための舞台装置です。
館内の天井です。
場所を移動して、舞台に向かって右側の2階席から写した、1階席です。
上の画像と同じ場所で、2階席です。
2階席に行く時に上った階段(画像左部分)の上り口のところに戻りました。
その上り口の右側にある、引き戸のところから奈落へ降ります。
画像では分かりにくいかもしれませんが、この引き戸を通り抜けて、右下に向かって階段があります。
奈落へ通じる階段です。
階段を下りて、すぐに左に向かう通路が、花道下に設けられています。
上の画像の階段を下りて、花道の下に設けられた通路から、振り返って階段方向を写しました。
上の画像に写っている部分を、奈落から写しています。
すっぽんの場所です。回り舞台同様に、現在も人力により使用しているそうです。
この先が回り舞台方向です。
回り舞台の下部です。
回り舞台の直径は9.73mあり、4ヵ所の力棒を押して人力で回します。
この板の上を、回り舞台下に付けられた、あの棒を押して回します。
回り舞台の中心部です。
回り舞台下から、花道下通路方向です。
回り舞台を押す棒です。
場所を移動しました。
舞台から見て左側の1階席から、舞台の対面側です。
上の画像を写した場所で、舞台側です。
少し場所を移動して、舞台方向です。
上の画像の左側です。
前のほうでもご案内しましたが、観客席に設けられたこの渡り板は観客の通路用のものだそうです。
舞台の対面側に設けられた「臨監席」は、警察が検閲のために使用した場所だそうです。
1階、舞台の正面から写しました。

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