【 北方館・望郷の家 】

納沙布岬にある「北方館(ほっぽうかん)・望郷の家(ぼうきょうのいえ)」です。

「独立行政法人北方領土問題対策協会」が運営しています。
同協会の設立目的は「北方領土問題その他北方地域に関する諸問題についての国民世論の啓発並びに調査及び研究を行うとともに、北方地域に生活の本拠を有していた者に対し援護を行うことにより、北方領土問題その他北方地域に関する諸問題の解決の促進を図ること。」と「北方地域旧漁業権者等その他の者に対し、漁業その他の事業及び生活に必要な資金を融通することにより、これらの者の事業の経営と生活の安定を図ること。」だそうで、年間予算は10億1,700万円(平成18年度)だそうです。

独立行政法人以前は特殊法人だったわけで、長年にわたってお金を使ってきたけれど、どれだけ成果があったんだろうか?。
また、総理大臣など沢山の偉い方々が視察に来ているが、どれだけ成果があったんだろうか?。

そもそも、「日ソ中立条約を一方的破棄し、日本人捕虜をシベリヤで酷使したソ連」を引き継ぐロシア、あのロシアが北方領土を返す気があると思いますか?。


(2009年8月25日訪問)

北方館でいただきました。
 
二つの建物は連結しています。
右が北方館(昭和55年8月開館)で、左が望郷の家(昭和47年4月開館)です。
左の望郷の家から入ります。
入ると先ず、北方領土の返還要求運動の署名台がありましたので、署名しました。
建物の周囲に設けられたスロープで2階に上がります。
壁には様々な資料が掲示してあります。
貝殻島灯台の写真もありました。
望郷の家と北方館の連結部分から、望郷の家の2階部分です。
望郷の家と北方館の連結部分から、北方館の2階部分です。
北方館には、北方領土を視察(つまり、見に来ただけ。)した偉い方々の写真が貼ってありました。
上の画像、最上段左から3枚目は鈴木善幸です。
視察の様子、もう一つの壁にも貼ってありました。
上から3段目一番右は、「地方と庶民の暮らしをズタズタにし、自論の郵政民営化に賛成した自民党を壊し、しかし自分の次男にはきっちりと世襲させた、あの小泉純一郎」です。
「良い眺めだね、感動した。」とでも言ったのでしょうか・・・。
北方館2階の望遠鏡で貝殻島灯台を写しました。
水晶島には、北方領土を不当占拠し続けているロシアの軍事施設が建っています。
これは、水晶島の「帆前崎レーダー施設」だそうです。
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