【 永平寺(その2) 】


永平寺の伽藍のうち「七堂伽藍」と呼ばれるものは、僧侶が日常の修行をする上で欠かかすことの出来ない重要な建物です。
山門・仏殿・僧堂・庫院(くいん)・東司(とうす)・浴室・法堂(ほっとう)のことで、特に僧堂・東司・浴室は三黙道場(さんもくどうじょう)といって、一切の私語は禁止されるのだそうです。
(パンフレットから)
 
お堂の名前が黄色地で示されてのが、七堂伽藍です。
傘松閣(さんしょうかく)の2階大広間。
概略図で、東司の左下に描かれている建物が傘松閣です。
山門の前の石畳。
雲水となって永平寺で修行するために入山した修行者は、この場所で入門を乞う。
山門から見た「僧堂」
山門から見た「中雀門(ちゅうじゃくもん)」。(中雀門は山門と仏殿の間にある門です。)
山門から見た「庫院(くいん)」
中雀門から見た山門
中雀門から見た「仏殿」
明治35年道元禅師650回大遠忌記念の改築で、総欅造り宋朝様式の建築物。
七堂伽藍の中心をなし須弥壇上には本尊釈迦牟尼佛、阿弥陀仏弥勒佛の三尊佛が祀られ、昼と晩の勤行等がなされる。(案内板から)
中雀門から見た「僧堂」
明治35年道元禅師650回大遠忌記念の改築で、雲堂とも称される。
中央には文殊菩薩が祀られており、修行僧が教えに従い座禅し、食事をし、さらには睡眠をとる等、もっとも大切な道場である。(案内板から)
仏殿。
仏殿内部。
庫院側から見た山門
法堂(はっとう)
天保9年(1843)の改築で間口18間、奥行14間、約420畳敷で、七堂伽藍中最大の建築物である。
正面中央奥には聖観世音菩薩が祀られている。本来は説法の道場であるが、今では朝課(朝のお勤め)や、各種の法要儀式が行なわれている。(案内板から)
法堂内部。


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