【 山川地熱発電所 】


指宿市にある、九州電力の山川(やまがわ)地熱発電所を訪問しました。
始めから行こうと思っていたのではなく、道路を走っていたら看板を見かけたので急遽立ち寄ることにしました。


2008年8月21日訪問
 
農道のようなところを通って、発電所に向かいます。
途中、面白い形の山がありました。
11:00頃、展示室に到着しました。見学できるようです。
展示室前からも、あの山が・・・。展示室の方に伺ってみたところ、開聞岳の外輪山の一部で「竹山(たけやま)」と言うんだそうです。
ちなみに、その向こうに写っている円錐形の山は開聞岳ではありません。
発電機

地熱蒸気により回転するタービンで運転されます。1分間に3,600回転し30,000KWの電気を作り出します。

形式:横置円筒回転界磁形同期発電機、容量:34,000kVA、力率90%電圧11KV
(案内板から)

蒸気タービン

タービンは発電機を回すための羽根車で、蒸気の力で回る風車のようなものです。
1分間に3,600回転で発電機を回し、電気を作ります。

型式:単気筒単流衝動−反動型復水タービン、出力30,000KW、段落数:6段、蒸気圧力:0.98MPa(10Kg/立法p)、蒸気温度:183.2℃(案内板から)
送電施設。
気水分離器(きすいぶんりき)がある方向と、そこから伸びる蒸気を送る配管。
タービン・発電機が入っている建屋の裏手。

復水器

タービンで使用した蒸気を冷却水で冷却し、温水に変える装置です。温水は冷却塔に送られ更に冷やされます。

(案内板から)

冷却塔

タービンを回した後の蒸気は羽根車の出口の復水器で冷やされ、温水になります。この温水を空気で冷やす装置です。

型式:機械通風式向流両吸込型、処理能力:7,000立方メートル/h

(案内板から)
冷却塔の内部:水が滝のように流れています。
見学の後、開聞岳を写しました(11:25分)が、やはり雲の中です・・・。


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