【 瑞巌寺 】

瑞巌寺は9世紀、慈覚大師を開基とする天台宗の寺院で、青竜山延福寺(松島寺)として創建され、13世紀中葉、改めて法身を開山とし、臨済宗(建長寺派)の青竜山円福寺となったと伝えられる。円福寺は、その後妙心寺派となった。慶長10年(1605)伊達政宗は衰微していた縁福寺の再建に着手し、寺号を松島青竜山瑞巌円福禅寺(松島山瑞巌寺とも)と改め、4年を費やして大伽藍を完成した。建築は全体として禅刹の風格を保ち内部に極彩色の彫刻や金碧画の襖などを収め桃山芸術の粋をつくしている。
本堂・庫裏・回廊は国宝に指定されている。
(参道にあった案内板から)

2008年6月14日訪問

参道入口です。
総門の前に並ぶ土産屋の一つに「阿部蒲鉾店」がありました。
入店して、笹かまぼこを購入しました。
私も阿部なもので・・・^^;)。
総門:慶長14年(1609)、伊達政宗によって建立されたものだそうです。
総門の前で振り返りました。
総門をくぐると杉木立の参道が続く。
拝観の受付場所に着きました。
振り返って、参道方向の画像です。
拝観受付所の反対側にある法身窟(ほっしんくつ)です。
格子の内部。
拝観受付所の前から中門方向。
中門:切妻造、こけら葺きの四脚門だそうです。
御成門(国重要文化財)は入母屋造本瓦葺の薬医門だそうです。
臥龍梅:中門から入って左が白梅、右が紅梅だそうです。これは入って右のほうです。
伊達政宗が文禄2年(1593)、豊臣秀吉の命で朝鮮に出兵した折、かぶとを植木鉢にして持ち帰り、慶長14年(1609)瑞巌寺再建落慶の時に自ら手植えしたと言われているそうです。
本堂:国宝
御成玄関
別名「乙字形玄関」といい、唐様(中国風)建築で木鼻は象を彫刻し、欄間には「葡萄に木鼠」などの彫刻が施されているそうです。
廊下(国宝)
本堂側から見た回廊と庫裏。
上の画像とはほぼ反対側に回って、正面から見た庫裏。

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