【 日之影温泉(ひのかげおんせんえき) 】

高千穂峡に向かう時に「日之影温泉(ひのかげおんせんえき)」の看板を目にしていたので、高千穂峡の後で風呂に入ろうと思いました。
飯山線の津南駅のように、駅舎に温泉施設があるのだと想像しながら向かいました。
訪問してみるとその通りでしたが、それだけではありませんでした。
帰宅後に調べてみると、次のようだと思われます。


日之影温泉駅(ひのかげおんせんえき)は、日之影町にある高千穂鉄道高千穂線の駅でした。

2005年9月6日に台風14号が九州に上陸し、多くの災害が起きましたが、高千穂鉄道も数箇所の橋梁が流出するなど甚大な被害を受け、全線で運行休止になりました。そして、12月には復旧断念と廃止の方針が決定しました。

その後、高千穂あまてらす鉄道株式会社(たかちほあまてらすてつどう)が設立され、高千穂鉄道から同線を引き継いで運営する計画を立てましたが、鉄道事業の許可を得られていません。

そこで当面の目標として、高千穂〜日之影温泉間について鉄道記念公園の指定を受けるとともに、高千穂〜天岩戸間において、遊具という形ですが(単なる動態保存ではなく)保存鉄道としての列車運行を目指しています。

2008年8月22日訪問
 
18:10頃到着しました、立派な駅舎です。
温泉施設は2階にありました。
ホームの駅名板。
ホームにあった16年3月13日改正の時刻表。
高千穂行きの時刻表。
吾味駅(ごみえき)方面。
こちらはごく普通のローカル線の風景ですが・・・、
影待駅(かげまちえき)・高千穂駅方面は線路がありません・・・。
ホームの端まで近づいてみました。
同じ場所を駅舎側から写しました。


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