【 靖国神社 】

靖国神社、訪れたのは2005年6月12日です。
20年程前には、市ヶ谷〜飯田橋の辺りに行く機会があったのですが、その頃は訪問したことが無く、今回が初めてでした。
日本国民として、不覚の極みでした・・・。 

 

靖国神社 案内図
A:南門 B:大鳥居(第一鳥居) C:大村益次郎銅像 D:第二鳥居
E:拝殿 F:能楽堂 G:遊就館 H:母の像 I:本殿
靖国通り側の塀。
手前側が市ヶ谷駅方向、向こう側が九段下・神田方面。
靖国神社 南門(案内図:A)。
靖国神社」社号標と大鳥居(第一鳥居)。    (案内図:B)
鳥居の下側に写っているのは大村益次郎銅像。
ここから本殿に向かって歩きます。
大正8年に日本一の大鳥居として誕生し、「空をつくよな大鳥居」と歌われ親しまれてきましたが、老朽化のために昭和18年に取り去られていた。
現在のものは昭和49年に再建されたもので、高さが25mある。


「九段の母」(作詩:石松秋二 作曲:能代八郎  昭和14年)
1 上野駅から九段まで かってしらないじれったさ 杖をたよりに一日がかり せがれきたぞや会いにきた
2 空をつくよな大鳥居 こんな立派なおやしろに 神とまつられもったいなさよ 母は泣けますうれしさに
3 両手あわせてひぎまづき おがむはずみのお念仏 はっと気づいてうろたえました せがれゆるせよ田舎もの
4 鳶が鷹の子うんだよで いまじゃ果報が身にあまる 金鵄勲章がみせたいばかり 逢いに来たぞや九段坂

二葉百合子も歌っていましたね。なんと、私も歌えます。
現在では、歌詞についてはいろんな意見があると思います・・・。


「雨の九段坂」(作詩:矢野亮  作曲:佐伯としを 歌:三橋美智也  昭和36年)
1 あえぐ洋傘(こうもり)かしげて仰ぐ 雨に煙った大鳥居 母は来ましたやっと来ました 可愛いお前が住むお社へ  一目なりとも逢いたさに
2 濡れた玉砂り踏みしめながら どこか空似の人が行く どうせ帰らぬ愚痴と知りつつ 生きていたならあの年頃と 老の泪が先に立つ
3 両手合わせてぬかずく背に ほろりまつわる花吹雪 せがれ許せよよくぞ死んだと ほめにゃならぬが切ない嘘と かくし切れないこの母を
大鳥居の次に目に入るのが、大村益次郎銅像(案内図:C)。
近代日本陸軍の創設者で、靖国神社の創建に力を尽くした人だそうです。
第二鳥居(案内図:D)と、その向こうには神門。 
第三鳥居の向こうに拝殿(案内図:E)。
靖国神社 拝殿(案内図:E)。
拝殿(別角度)。
別角度で拝殿と、その奥が本殿(案内図:I)の屋根。
能楽堂(案内図:F)。
明治14年に東京芝公園に建てられた能舞台が、明治36年に靖国神社に奉納されたものだそうです。
遊就館(ゆうしゅうかん)、明治15年に創立された日本初の軍事博物館です。(案内図:G)
平成14年、本館の全面改装に加え新館が増設されたそうです。
母の像。(案内図:H)
戦争で亡くなった夫の分まで、残された子供をしっかり育てた母の姿ですね・・・。

「忘れめや 戦の庭に たふれしは 暮しささへし をのこなりしを」
(忘れることが出来ようか、戦場で倒れたのは、皆家庭の暮らしを支えていた立派な男たちだったということを・・・。)
昭和37年 昭和天皇の和歌

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