【 東光寺 】

元禄4年(1691年)萩藩3代藩主毛利吉就が建立した、黄檗宗(おうばくしゅう)東光寺です。
吉就の死後ここに墓所を営み、毛利氏の菩提寺になったそうです。
3代吉就、5代吉元、7代重就、9代斉房、11代斉元の5基と各婦人5基合わせて10基のほか、近親者20余基があります。

黄檗宗:曹洞宗・臨済宗と並ぶ日本三禅宗の一。本山は黄檗山万福寺。1654年明の僧隠元によってもたらされた。宗風は臨済宗とほぼ同じだが、明代の仏教的風習が加味されている。1874年(明治7)に臨済宗と合併したが、二年後に独立して一宗派となった。(大辞林)

なお、初代と2代から12代までの偶数代の藩主と婦人の墓は臨済宗大照院にあるんだそうです。

元禄6年(1693)頃の建立、東光寺総門。
文化9年(1812)建立、三門。
毛利氏廟所入り口。
毛利氏廟所。
整然と並んだ石灯篭の向こうに、毛利氏の10基がある。
毛利氏の墓。
墓側から、廟所入り口方向。
元禄7年(1694)頃の建立、鐘楼。

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