【 再利用水による消雪システム 】

この辺りは雪が多く、3m位の積雪量になります。

自家の車庫から市道に出るまでの50mほどの道は、ボーリングした井戸から水中ポンプを利用して水を出して雪を消しています。
その水は、屋根から滑り落ちた家の周りの雪を消すのにも使いたいのですが、水中ポンプで汲み上げられる水の量はだんだん少なくなってきて、道と家の周囲の両方に出すことができない状況です。
車庫〜市道の間は毎朝の通勤に使うのでそちらが優先になりますから、家の周囲のうち屋根が低い部分は、時として落雪が屋根に届くくらいになってしまいます。

そこで、車庫〜市道間に出した水が集まる場所に水中ポンプを置いて、その水を再利用することにしてみました。

ホームセンターで部材を購入して、休みの日に少しずつ作業をし、「再利用水による消雪システム」が完成しました。

一度雪を消した水ですから水温は低く、消雪の効果は低いと思いますが、無いよりは良いかと・・・。

(2013年11月30日訪問)

ホームセンターで、塩ビパイプ・継手・ノズル・サニーホース・水中ポンプを購入しました。

結果的に、この水中ポンプでは能力が小さく、別のものを購入することになってしまいました・・・。

屋根が低い作業小屋の正面側と、

背面側です。
この正面と背面に塩ビパイプを配管し、ノズルを着けました。

車庫から市道に通じる道に水を出すと、緩やかな勾配があるので、手前側に流れてきます。

上の水が、家の脇を通って背面側に流れていきます。

ここからは、水を確実に集めるためにシートを敷きました。

シートを流れて、

この水中ポンプを設置した集水桝に集まります。

水中ポンプからは、6つ上の画像の「屋根が低い作業小屋の背面側」までサニーホースを伸ばしてあり、
 

その先に塩ビパイプを配管し、ノズルを付けてあります。

この画像右側が背面側、左側が正面側です。
背面側から正面側にも塩ビパイプを配管してノズルを付けました。

正面側のノズルからもこのように水が出ています。
冬本番でも上手くいくと良いのですが・・・。

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