【 1月26日、夜の雪景色 】

2000年1月26日、雪の中を近所のお寺まで行ってみました。
Aべも詠人になったのでした。


たぶん、夕方までは誰かが歩いていたんだろうけど、その跡は無くなってしまった・・・

前に紹介した「不動寺」も雪の中です。

こま犬も、すっぽりと雪に・・・。

私も歌を詠んでみました・・・。

「盗人も 邪気も凍えて居る小夜は 阿形の狛も雪を被りて」(Aべ)

<解説>
大雪に見舞われた寒い夜は誰もが棲家で息を潜めている。こんな夜は盗人も邪気もこの寺にはやってこないだろう。
いつもは大声を出して威嚇しているように見える阿形の狛犬も、雪をすっぽりと被って眠ってしまったのか。
 

続いてもう一首、「しんしんと 積もるものさえ纏わねば 枯れた梢は夜を過ごせず」(Aべ)。

<解説>
心細いほど寒くさびしい夜・・・、葉を落とした枝には暖まる術などない。
せめて、しんしんと降り積もる雪でも纏わねば、よけいに凍えてしまいそうなことよ・・・。

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