岩沢を通っていた街道
現在国道117号が岩沢を通り、小千谷市と長野県長野市を結んでいますが、昔の道はどうなっていたのでしょうか?。
岩沢地域の人にそのことを伺うと「善光寺街道」という言葉が出てきます。
ウィキペディアには「善光寺街道(ぜんこうじかいどう)とは、京阪や江戸から善光寺参拝に向かう道。
北国街道 : 直江津から追分までの北国街道。
北国西街道 : 中山道洗馬から北国街道丹波島までの脇往還。
」と解説されています。
一方で、全国的に有名な善光寺ですから、それ以外にも各地から善光寺に向かう道を善光寺街道と呼んだのではないでしょうか。
新潟県でも、
小千谷や長岡さらにはもっと遠くから多くの人々が善光寺参りに出かけたでしょう。そしてその旅人たちはこの地域を通り十日町を経由していたと思います。
近世における小千谷から長野方面に向かう街道について、小千谷市史で解説しています。
小千谷市史によると、この地域の善光寺街道は「岩沢を通る妻有道」と「真人を通る市川通り」の2経路に分かれたいたようです。
当地区岩沢の善光寺街道がどこを通っていたかははっきりしません・・・。