“とうじゅ”さんの石祠(せきし:石の祠)
桂地区に“とうじゅ”という屋号の家(苗字は阿部さんです)がありました。住む人が居なくなってからも建物自体は平成11年頃まであったのですが、その後取り壊されてしまいました。
その屋敷内に今も石の祠があります。
特定の神を祀っていたのかいわゆる内鎮守なのか・・・、ご子息の方に伺いましたが、以前調べて書き留めておいたものが見つからず、よくわからないとのことでした。
ウィキペディアでは『鎮守神(ちんじゅがみ)は、特定の建造物や一定区域の土地を守護するために祀られた神である。現在では、氏神、産土神と同一視されることも多い。鎮守神を祀る社を鎮守社という。』『
こうした鎮守神は、寺院・邸宅・荘園・城郭などに祀られ、村落においても祀られるようになった。』と解説しています。
(令和2年9月2日)
“とうじゅ”さんの家、平成10年ではないかと思いますが、台風で家のそばにあった木が倒れて被害を受けました。
上の画像とは別角度ですが、五十数年前の写真です。
この写真の左側に見えるのが石の祠のようです。
ちなみにサイト主も写っています。
上の写真と同じような構図で、現在の様子を写しました。
青い円の中が石の祠です。
以前家屋が建っていた場所から写しました。
祠の周囲や屋敷跡は、“とうじゅ”さんのご子息さんの依頼で、阿部Sさん(サイト主ではありません)が草刈りなどをなさっています。
祠の他に石が並んでいますが、単なる石なのか信仰的なものなのかは不明です。
祠に向かって左側にあるこの石には、何かを刻んだ跡があるように見えますし、置いてある場所からして神仏を象徴したものではないかと思われます。
“とうじゅ”さんの石祠(せきし:石の祠)です。
石の祠、別角度です。
別角度です。
“とうじゅ”さんの石祠、背面です。
別角度です。