“たかつや”さんの石祠(せきし:石の祠)
桂地区にある“たかつや”という屋号のお宅(苗字は関口さんです)にある石祠です。
ご当主に伺ったところ、内鎮守だと思うとのことでした。
ウィキペディアでは『鎮守神(ちんじゅがみ)は、特定の建造物や一定区域の土地を守護するために祀られた神である。現在では、氏神、産土神と同一視されることも多い。鎮守神を祀る社を鎮守社という。』『
こうした鎮守神は、寺院・邸宅・荘園・城郭などに祀られ、村落においても祀られるようになった。』と解説しています。
(令和2年9月14日)
石の祠は、“たかつや”さん(関口さん)宅の広い敷地の一角(お宅の南東側)にあります。
“たかつや”さんの石祠、近づいて正面から写しました。
“たかつや”さんの石の祠、別角度です。
ズームです。
下に接写した写真がありますが、石の祠の側面には文字(年月日)が刻んであります。
石の祠、別角度です。
“たかつや”さんの石祠、背面です。
別角度です。
“たかつや”さんの石祠、側面を写しました。
近づいて写しました。
刻まれた文字は「寛政九年九月十六日」でしょうか・・・。
“たかつや”さんは歴史のある家だそうですが、それを裏付けるような年月日です。
寛政年間は、6年(1794年)に浮世絵界に東洲斎写楽が出現、12年(1800年)に伊能忠敬が蝦夷地を初めて測量・・・、というような時代です。