犬山市にある「明治村」は、明治時代の建築を中心に移築保存している財団法人です。
村内に移築された建物などを見学することが出来ます。
当日は、北口から入って正門方向に歩きながら村内を見学しました。
村内は北側から南側に向かって、5丁目〜1丁目と区画されています。
それぞれの画像に{○丁目}と書いてみましたが、そうやって編集してみると3丁目には行かなかったことに気付きました。
北口から入村したのは15:45頃で、営業時間終了は17:00だったので、駆け足で巡ったのでした・・・。
(2009年3月21日訪問)
明治村案内図です。<現地にあった案内板> |
15:45頃、{5丁目}北口駐車場から、北口ゲートに入ると「SL東京駅」です。 SL名古屋駅の間をSLで結んでいます。 |
{5丁目}SL東京駅のホームです。この画像左側の線路の先には、 |
このように転車台と給水・給炭施設があります。本格的なSLのようです!。 SLの方向転換作業の様子は別のところでご案内します。 |
{5丁目}画像左端は3つ下の画像に写っている「帝国ホテル中央玄関」、画像右側の橋は2つ下に写っている「隅田川新大橋」です。 |
{5丁目}川崎銀行本店 旧所在地:東京都中央区日本橋、建設年:昭和2年(1927) |
{5丁目}隅田川新大橋 旧所在地:東京都中央区浜町から江東区深川新大橋、建設年:明治45年(1912) |
{5丁目}帝国ホテル中央玄関 旧所在地:東京都千代田区内幸町、建設年:大正12年(1923) |
{5丁目}宮津裁判所法廷 旧住所:京都府宮津市本町、建設年:明治19年、解体年:昭和454年、移築年:昭和52年、寄贈者:宮津市 <案内板から> |
{5丁目}東京駅警備巡査派出所<登録有形文化財> 東京駅が竣工した大正3年(1914)に、東京駅丸の内側の駅前広場に建てられた交番です。 旧住所:東京都千代田区丸の内、建設年:大正3年、解体年:昭和43年、移築年:昭和47年、寄贈者:警視庁 <案内板から> |
{5丁目}金沢監獄中央看守所 |
{4丁目}SL名古屋駅の隣にある「市電名古屋駅」で、向こう側が市電品川灯台駅方向です。 |
{4丁目}鉄道寮新橋工場・機械館 <登録有形文化財> 明治5年(1872)に開業した新橋停車場には、停車場本屋、乗降場、荷物庫、荷物積所、石炭庫、機関車庫、機関車修復所、御雇外国人官舎等が造られました。この中の機関車修復所が、ここにのこる新橋工場です。 旧住所:東京都品川区大井町、建設年:明治5年、解体年:昭和42年、移築年:昭和43年、寄贈者:日本国有鉄道 <案内板から> |
{4丁目}日本赤十字社中央病院病棟<登録有形文化財> 旧住所:東京都渋谷区広尾、建設年:明治23年、解体年:昭和48年、移築年:昭和49年、寄贈者:日本赤十字社 <案内板から> |
{2丁目}札幌電話交換局<重要文化財> 旧所在地:札幌市大通、建設年:明治31年(1898) <案内板から> |
{2丁目}京都七條巡査派出所<登録有形文化財> この派出所は京都駅の近く、下京区七条の通りに面し、西本願寺・龍谷大学の入口角に建てられました。 木造の建物ですが、当時流行していたレンガ造洋風建築に似せてて化粧レンガを張りあげ、左官仕上げの帯を入れています。 旧住所:京都市下京区七條、建設年:明治45年、解体年:昭和43年、移築年:昭和44年、寄贈者:京都府 <案内板から> |
{2丁目}千早赤阪小学校講堂 旧所在地:大阪府南河内郡千早赤阪府、建設年:明治30年(1897)頃<案内板から> |
{1丁目}鉄道局新橋工場<登録有形文化財> |
内部には、2両の御料車が展示してあります。(下が6号で、上が5号です) 御料車とは天皇・皇后・皇太子・皇太后のための特別車両です。 |
明治天皇御料車(6号御料車)<鉄道記念物> 明治43年(1910)新橋工場製 6号は明治天皇の御料車として製作された車両で、明治天皇の崩御後も大正・昭和初期まで使用されたものです。 車内は順に大膳(だいぜん)室・侍従(じじゅう)室・天皇御座所・侍従室・御寝室・お手洗い室となっています。 室内は明治の工芸の粋を集めたもので、蒔絵・螺鈿・七宝・彫金・刺繍・木象嵌などを駆使した内装は、歴代御料車の中で最も優雅な車両と称されるほどです。また、この6号車は御料車として初めて3軸ボギー台車が使用され、それまでの2軸ボギー台車のものに比べ乗り心地の点でも改良されたものになっています。 昭和34年10月14日鉄道記念物指定 東海旅客鉄道鰹蒲L <案内板から> |
昭憲皇太后御料車(5号御料車)<鉄道記念物> 明治35年(1902)新橋工場製 5初の皇后用車両として製作されたもので、車内は順に大膳(だいぜん)室・女官(にょかん)室・御座所・御寝室・化粧室兼御閑所(ごかんじょ)・供奉員室となっています。 室内の天井には、当時を代表する画家、橋本雅邦の「桜花紅葉」、川端玉章の「帰雁来燕」が描かれているなど芸術品としての価値も高い車両です。 また、ここに敷かれているのは鉄道開業当初にイギリスから輸入して使われたものと同じ「双頭レール」と呼ばれるレールです。 昭和34年10月14日鉄道記念物指定 東海旅客鉄道鰹蒲L <案内板から> |
御座所です。 6号車のものを写したつもりだったのですが、3つ上の車両内部の図と比べると椅子の向きが違うような気がします・・・。 |
{1丁目}鉄道局新橋工場から見た、三重県庁舎です。<重要文化財> |
{1丁目}三重県尋常師範学校・蔵持小学校<登録有形文化財> 尋常師範学校は小学校教師の養成を目的としており、国民皆学の基礎となったものです。 この建物は、明治21年に三重県の尋常師範学校本館として建てられたもので、昭和3年(1928)に本館の改築に伴い県下名張市の蔵持村に売却・移築され、蔵持小学校として使われていました。 旧住所:三重県名張市蔵持、建設年:明治21年、解体年:昭和47年、移築年:昭和48年、寄贈者:名張市 <案内板から> |
{1丁目}学習院長官舎<登録有形文化財> 旧住所:東京都豊島区目白町、建設年:明治42年、解体年:昭和37年、移築年:昭和39年、寄贈者:学習院大学 <案内板から> |
村営バスは、村内の移動に使えます。 |