【 トヨタ産業技術記念館 繊維機械館 】

名古屋市西区にある「トヨタ産業技術記念館」は、大きく「繊維機械館」と「自動車館」に分かれています。
ここでご案内するのは繊維機械館と自動車館の一部ですです。
館内では、繊維工業に関する機械がたくさん展示してあり、興味深く見学させてもらいました。
個人的にはお薦めしたいスポットです。

(2009年3月20日訪問)

10:47頃、トヨタ産業技術記念館に到着しました。
外観もレンガで覆われていて、趣があります。
入口です。
展示場に入ると、先ず目に飛び込んでくるのは、この「環状織機(1906年発明)」です。
この織機は、「研究と創造の精神」と「モノづくりの大切さ」を基本理念とする当館を象徴的に示す展示物です。
運動の理想を求めた豊田佐吉が、研究と創造に挑み、明治39(1906)年に発明した、円運動で布を織る、極めて理想的な機構の織機です。動力を空費することなく、超広幅の布を、静粛に織ることができる、「夢の織機」として世界的に評価されました。
展示機は、大正13(1924)年に製作し長時間テストを行なった唯一の完成機で、日本の世界的産業技術遺構といえます。<案内板から>
織物の歴史も紹介されています。
無停止杼換(ひがえ)式豊田自動織機(G型)1号機
豊田佐吉が究極の発明目標に定め、1924年に世界で最初に発明・完成させた、無停止杼換式豊田自動織機の第1号機で、記念的な産業技術遺構です。
50余件の発明にもとづき、完全なる営業的試運転を重ねた、24の自動化、保護、安全装置で構成され、世界一の性能を発揮し、世界各国の繊維産業の発展に寄与しました。<案内板から>
紡績機械です。こちら側から綿を供給し、向こう側に向かって糸に仕上げていく流れになっています。
巻き取られた糸。
G型自動織機の集団運転の実演もしていました。
様々な織機が
展示されています。
金属加工技術の実演コーナーです。
加工器具が展示されています。
自動車館入口です。自動車館の中でも、ここでご紹介している下のがそうは、トヨタの車作りが始まった頃の様子を紹介しているんだと思います。
材料試験室
自動車部品の展示です。
試作工場の様子です。
レトロな雰囲気も演出されています。


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