【 小坂駅 】

小坂駅(こさかえき)は、小坂町にあった小坂製錬小坂線(通称小坂鉄道)の貨物駅です。
1994年(平成6年)まで旅客営業を行っていたため、単式ホーム1面1線と駅舎が残っています。

かつては、小坂駅から小坂製錬所までの構外側線があって、小坂駅経由で鉱石や硫酸などが輸送されていたそうです。

小坂線(こさかせん)は大館市の大館駅からこの小坂駅に至る路線で、2009年(平成21年)に廃止されました。

(2011年10月10日訪問)
 
小坂駅付近の地図です。「赤○」が小坂駅の駅舎です。
康楽館の東側に流れている川は小坂川で、南方向が下流方向です。
「小坂駅から小坂製錬所まで続く側線の鉄橋」のおおよその位置を青い線で印しました。
9:42頃、小坂駅駅舎前です。
当日は、10月14日の「鉄道の日」に近い休日ということもあってか、小坂駅の見学会をやっていました。
私も、参加させてもらうことにしました。
ホームに留置されたラッセル車とディーゼル機関車です。
階段状にホームが高くなっていますが、機関車で客車を牽引していた時代から、気動車の時代になったときに、乗り降りをしやすくするためにホームを高くしたんだそうです。
ホームから駅舎です。
このホームを、向こう側に進んで、写したのが次の画像です。
ホームの端です。
この方向は大館方面ではなく、駅構内です。
貨物駅だっただけに、構内は広いです。
場所を移動して、こちらが大館駅方向です。
上の画像を写した所で振り返って写しました。
2つ上の画像にこの建物の側面が写っていますが、この車庫にはDDが見えます。
画像右側の器具は、下の画像です。
自転車のように人力で動くものも目にしたこともありますが、これはエンジン付です。
2つ上の画像に写っていたDD(画像左側)の後ろにもディーゼル機関車がありました。
腕木式の出発信号機が残されています。
見学会のためだと思いますが、灯火も灯っています。
信号所では、見学会の参加者に信号テコを扱わせてくれています。
青に変わりました。
腕木式信号が実際に動くところをは見たのは、ずいぶん久しぶりです。
(前回が何時だったかは記憶にありませんが・・・。)
信号が青に変わるところです。
見学会を終えて、場所を移動して県道2号線側から、小坂駅構内です。
上の画像を写したところで振り返って、大館駅方向です。
この先も、大館駅までの区間には小坂鉄道の廃線路が残っています。
場所を移動して、(県道2号線から写した)小坂駅から小坂製錬所まで続く側線の鉄橋です。
川は小坂川で、手前が下流側です。
一番上の地図上に、青い線でこの鉄橋の大まかな位置を印しました。
場所を移動して、上流側(康楽館がある方向)から写した鉄橋です。
上の画像の左側です。
上の画像の左側です。

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