【 野付半島・トドワラ 】

野付半島(のつけはんとう)は、標津町から別海町にまたがる細長い半島で、延長28kmにわたる、日本最大の砂嘴です。

トドワラを見るために、野付半島ネイチャーセンターへ向かいました。
トドワラとは、砂嘴上のトドマツ林が海水面上昇ないし地盤沈降によって枯死し、枯れたトドマツ林の残骸が湿原上に立ち残っているものです。
トドワラに向かう途中にはナラが立ち枯れた「ナラワラ」があります。

砂嘴(さし)は、沿岸流によって運ばれた砂礫(されき)が堆積して形成される嘴(くちばし)形の地形です。

(2009年8月24日訪問)
 
13:27頃、国道244号から分岐した道道950号線に入って、砂嘴が一番細くなっていると思われるこの場所で写した次の3枚は、
向こう側が野付半島ネイチャーセンター方向です。
画像左の水面は野付水道、右の水面は野付湾です。
野付水道方向を写すと、十数キロ先に国後島です。
野付湾側です。
13:30頃、対岸は立ち枯れたナラの木の林立地「ナラワラ」です。
野付半島の「ナラワラ」
ズームで写しました。
こちらはトドワラに比べれば、まだ腐食が進んでいません。
野付湾の水面です。
13:42頃、野付半島ネイチャーセンターに着きました。
画像左側付近からトドワラへの遊歩道が始まっていますので、そちらへ向かいます。
ここにも北方領土返還の石碑がありました。
野付半島の石碑。
13:44頃、では遊歩道を歩いてトドワラを見に行きましょう!。
ハマナスの花はほとんど終わっていましたが、たまたま咲いているのを見かけました。
途中までは馬車でも行けるんですね。
14:00頃、馬車の終点まで来ました。
見渡してみると、まだ先のほうですが、所々に立ち枯れた木の残骸が見えます。
ネイチャーセンター方向です。
さらに遊歩道が続いているので先に進みます。
14:06頃、トドワラです。
トドワラ(野付半島)
ズームです。
では、「ぐるっと」映しましたので、良かったらどうぞ。
音は消しています。
14:17頃、トドワラの画像はここまでです。
野付半島ネイチャーセンターにあった野付半島の写真です。
野付半島から望む国後島の山々です。ここから国後島までは16Kmなんですね・・・。
ズームです。
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