【 明通寺(みょうつうじ) 】

小浜市門前にある明通寺(みょうつうじ)は真言宗御室派の寺で、山号は棡山(ゆずりさん)です。
大同元年(806年)に坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられ、鎌倉時代に再建された本堂と三重塔は国宝に指定されています。

平城天皇の御願寺として、大同(だいどう)元年(806年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が前5間奥6間の本堂を建立し、棡木(ゆずりぎ)の大木で半丈六の薬師如来座像と7尺の降三世明王(ごうざんぜみょうおう)立像と深沙大将(じんじゃたいしょう)立像の三体をつくって安置し、棡山(ゆずりさん)明通寺(みょうつうじ)と名付けたことに始まります。
その後数年を経て三重塔、仁王門をはじめ他諸堂が次第に完備されました。
しかしながら創建後400年のうちに3度の火災にあい、創建当初のものは全て焼失しました。
その後、中興頼禅法印(ちゅうこうらいぜんほういん)が、正嘉2年(1258年)に現在の本堂を、続いて文永7年(1270年)に三重塔を再建し、今日に至っています。<案内板から>

(2009年9月22日訪問)
14:25頃、山門の下までやってきました。
山門です。
山門をくぐったところから、本堂・三重塔方向(画像奥の石段の先)です。
山門の所から見た鐘楼です。
本堂方向から、山門と鐘楼です。
本堂が、
見えてきました。
本堂と三重塔です。
本堂の前から見た三重塔です。
三重塔です。
少し別角度です。
少し別角度です。
三重塔は鎌倉時代、文永7年(1270年)に再建されました。
見上げて、一層の屋根です。
三重塔、背面から写しました。
少しズーム。
三重塔の背面から、三重塔と本堂です。
三重塔の前付近から本堂です。
この画像の左側にあるのは、
この堂、愛染堂だそうです。
本堂から写した、愛染堂と三重塔です。
本堂は鎌倉時代中期、正嘉2年(1258年)に再建されました。
単層入母屋造で桁行(けたゆき)5間(正面14.72m)、梁間(はりま)6間(側面14.87m)、桧皮葺(ひわだぶき)です。内部は梁間6間の中央に菱格子欄間と格子戸の間仕切りを入れて前後を内外陣に分けています。
大正10年6月から解体して大修理を行い、大正12年2月に完成し、昭和28年に国宝に指定されました。
<案内板から>
正面向かって左側の側面です。
向かって、右側の側面です。
本堂付近から山門方向です。

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