旧敦賀港駅舎(きゅうつるがみなとえきしゃ)は福井県敦賀市にある資料館(敦賀鉄道資料館)です。 シベリア鉄道経由でヨーロッパ諸国と繋がる「欧亜国際連絡列車」の発着駅として賑わった時代の敦賀港駅駅舎を再現したもので、1999年に開催された「つるが・きらめき・みなと博21」のシンボルの一つとして建てられ(建っている場所は敦賀港駅があった場所とは異なります)ました。
2009年に「敦賀鉄道資料館」として再整備され、敦賀の鉄道や国際連絡運輸に関する資料が展示されています。
敦賀港駅について、ウィキペディアでは次のように解説しています。
敦賀港駅(つるがみなとえき)は1919年(大正8年)1月11日に改称されるまでは金ヶ崎駅(かねがさきえき)と称し、北陸本線の最初の区間が開業した1882年(明治15年)3月10日には開設されているが、その後路線が福井・富山方面に延伸されると盲腸線と化し、1897年(明治30年)には旅客扱いが廃止されて一時貨物駅となっていた。 1902年(明治35年)に敦賀港からウラジオストクへの航路が開設され、1910年(明治43年)に日本から東清鉄道への国際連絡運輸が開始されると、その重要性が増したことから東京駅より金ヶ崎駅までウラジオストク航路へ接続する直通列車を設定することになった。
(2019年6月15日訪問) |