豊岡市の玄武洞公園です。
玄武洞公園には玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の5つの洞がありますが、そのうち玄武洞と青龍洞のご案内です。
洞の由来については次のとおりだそうです。
「約160万年前に、豊岡市城崎町にある来日岳の噴火によって噴出されたマグマが冷却され玄武岩の塊が形成された。約6,000年前に波の浸食により玄武岩の塊がむき出しになった。これを人々が採掘したために今日見られる洞窟が形成された。
また、江戸時代の儒学者・柴野栗山がここを訪れて、伝説上の動物玄武の姿に見えることから「玄武洞」と名付けた。
「玄武岩」の名称は、明治時代の地質学者・小藤文次郎が岩石の日本名を制定する際にこの玄武洞の名に因んで命名した。
2007年2月27日訪問。
玄武洞公園入口。 |
国指定天然記念物「玄武洞」。 |
玄武洞に近づいていきます。 火山活動でマグマが冷え固まる時に規則正しいきれいな割れ目を作り出したそうですが・・・。 |
近づいてみると、柱状に割れているだけではなく・・・。 |
なんと、ブロック状になっています!!!。 まるで人が積み上げたようです。 |
こちらは、足元の玄武岩ですが、 |
こちらも四〜六角形のブロック状になっています。このまま敷石や石垣に使えますねー。 一番上の画像(玄武洞公園入口)に見える敷石も玄武岩を使ったものです。 また城崎温泉の大谿川(おおたにがわ)の護岸にも玄武岩を使っているんだそうです。 地震で玄武洞から崩れ落ちた玄武岩を船で城崎へ運んだものだそうですが、現在玄武岩は天然記念物ですから、言うまでも無くこのような護岸は二度と造れないとのことです。 |
こちらは「青龍洞(国指定天然記念物)」です。 |
近づいてみます。 |
一部にズームです。 |