出石(いずし)町は、かつて兵庫県北東部に存在した町ですが、2005年4月1日に豊岡市、城崎町、竹野町、日高町、但東町と合併し、新「豊岡市」となったため消滅しました。
旧出石藩の城下町で、現在も残る風情のある町並みは、但馬の小京都と呼ばれています。
出石皿そばを味わった後、地域を散策しました。
2007年2月27日訪問。
皿そば(さらそば) 宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田の仙石氏がお国替えになった際、仙石氏とともに信州から来た蕎麦職人の技法が伝えられて出石そばが誕生したそうです。 その後、出石焼が始まると、白地の小皿に蕎麦を盛って供する形が確立されたそうです。 約50件もの蕎麦屋が並ぶ蕎麦どころになっています。 卵と山芋が定番の薬味として添えられているお店も多いようです。 |
出石城跡への入口。 登城門の向こうに写っているのは天守ではなく、再建された櫓です。 |
出石城跡。 |
感応殿。 出石藩主仙石氏の祖、権兵衛秀久公が祀られているそうです。 |
稲荷神社へ続く鳥居。 |
辰鼓楼。 明治4年に旧三の丸大手門脇の櫓台に建設された鼓楼で、当時は一時間ごとに太鼓で時(辰)を告げました。明治14年に藩医の池口忠恕氏が大時計を寄贈してからは時計台として親しまれ、今では三代目の時計が時を刻み続けています。 |
宗鏡寺(沢庵寺)。 荒廃していたお寺を1616年(元和2)に沢庵和尚が再興したことから沢庵寺とも呼ばれ、出石城主代々の菩提寺になりました。 |
境内にある、沢庵和尚作の庭園(県指定文化財)。 |
沢庵和尚の墓。 |
茶臼山古墳(2号古墳) |
茶臼山古墳(3号古墳) |
おりゅう灯籠。 バスの中から写しました。 |