【 桜島 】


桜島港でフェリーを降りて、桜島の南側を通っている国道224号を走りました。
所々で火山噴火や土石流に備えるための施設も見ました。
普段目にしないものだったので興味深かったです。

2008年8月21日訪問
 
国道224号を1.5キロほど走った長い直線道路のところでこのような景色が目に止まりました。
224号の橋の上から写していますが、一般の砂防ダムの下流側に設けられる水路とは少し違うように見えます。
上の画像から、橋の下を通って海まで達しています。
何の施設でしょうか・・・?。(もったいぶるようでスミマセン ^^;)
上の2枚の画像を写した場所で写した、御岳・中岳・南岳方向の画像ですが、雲の中なのでどれがどれなのか分かりません・・・・残念^^;)。
上3枚の画像を写した所から2.5Kmほど進んだ所にある、国道224号の野尻橋は野尻川に架かっているのですが、
やはり、水は流れていません。
この画像左に写っている建物は「桜島国際火山砂防センター」です。
野尻橋の上から上流方向です。

桜島は、常に活動を続けている活火山なので斜面は樹木が育たずにむき出し状態です。
また、火山灰などの火山噴出物が堆積しています。
このために、桜島では少量の雨でも土石流が発生しやすくなっていて、野尻川では年間15〜20回、島全体でも年間約63回発生しています。
土石流とは土砂と水が混ざり、おかゆのようになって一気に下流へ流れ出す現象です。
土石流の多くは先頭部が盛り上がり、長い尾を引いたような波形で流れてきます。また流れの速さは時速30〜40Kmと速く、一瞬のうちに人家や畑などをのみ込んでしまいます。(桜島国際火山砂防センターのサイトから)

これらの施設は土石流を海に流すための施設だったんですね!。
少し上流方向に進んでみましたが、すぐに通行止めになっています。
上の画像に写っている「土石流を止めるための堰堤」をズームで写しました。
野尻橋の上から下流方向です。
国道224号を走っていると、このような施設を見ます。
これは別の場所のものですが、たぶん火山弾などから身を守るための退避壕ですね。
場所が変わって、ここから下4枚の画像は有村溶岩展望所のものです。
展望所から南方向に向かって、鹿児島湾(錦江湾)の画像。
地図で調べると、この角度から手前に見えるのは南岳なのですが・・・、残念。
有村溶岩展望所の駐車場にも退避壕があります。


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