【 口之島集落 】

「フェリーとしま」で、トカラ列島の北側の玄関口である口之島に着きました。

島内散策は車で案内してもらうのですが、その前に口之島集落を散策しました。

(2014年4月22日訪問)
 
5:29頃、「フェリーとしま」で口之島の西之浜漁港に着きました。
これから民宿に行って朝食・休憩の後、車で島内散策に連れて行ってもらうのだそうです。
その前に、民宿周辺の口之島集落を散策してみました。
口之島集落の中心部にある「河(コウ)」です。
上の画像左上に写っている案内板です。
水中で動き回っていました。案内板で紹介されているテナガエビのようです。

「テナガエビ=川エビ(居酒屋などでから揚げで出てくるもの)」程度の感覚でいたので、写真を写す際は、これはザリガニなのではないかと思って(大きさもザリガニくらいでした)見ていました。
帰宅後確認してみたら、ハサミの形もザリガニと異なっていますし、Wikによれば『テナガエビ(手長蝦)は、エビ目(十脚目)テナガエビ科テナガエビ属 Macrobrachium に分類されるエビの総称。熱帯・温帯の淡水域や汽水域に生息する大型のエビで、和名通り第2歩脚が長く発達する分類群である。日本ではその中の1種 Macrobrachium nipponense に「テナガエビ」の和名が充てられるが、他にも多くの種類がある。』と解説しています。
そんなわけで、これがテナガエビなんだと思います。

さらにWikでは『コンジンテナガエビMacrobrachium lar : 体長15cmにもなり、成長したオスは鋏脚を含めると30cmに達する大型種。オスの鋏脚は鋏部分が外側に大きく曲がる。西太平洋とインド洋の沿岸河川に分布するが、日本での分布域はトカラ列島以南である。』とありますから、もしかしたらこの種類かもしれませんね。
河(コウ)から写した口之島コミュニティセンターです。
画像下部の水面は、河(コウ)の一部です。画像の塩ビパイプは、3つ上の画像に写っている塩ビパイプです。
集落内の家屋です。
口之島中学校の校門ですが、現在は口之島小中学校になっているようです。
左側は体育館で右側が中学校舎のようです。
小学校舎です。
それぞれの位置関係です。
集落内の家屋です。
集落内の家屋です。
お気づきだと思いますが、台風に備えて屋根全体がトタンで覆われています。色が白いのは、少しでも太陽光を反射させて快適に過ごすためだそうです。
集落内の道路の壁面で見かけました。
上の画像の壁面の上側には石段が続いていますので、この先にお寺があるのかと思って上ってみましたが・・・、
墓地はありましたが、寺のような建物は見当たりませんでした・・・。
集落内の販売店です。
郵便局。
診療所。
トカラ列島の他の島もそのようですが、島内にはガソリンスタンドがありません。
鹿児島市などの業者から、ドラム缶で購入するのだそうです。
12:32頃、口之島からはこのチャーター船「ななしま2」に乗って他の島を目指します。
ななしま2も十島村が運航している船です。

PAGE TOP