【 歴史民俗資料館 】

中之島にある歴史民俗資料館はトカラ列島の歴史や文化が理解できる資料館です。
口之島〜宝島まで、十島村の各島の概要を紹介し、丸木舟・漁具・民具などを展示しています。

また、資料館前の牧場ではトカラ馬を見ることができます。

(2014年4月22日訪問)
 
13:48頃、歴史民俗資料館に着きました。
入口を入ったところです。
上の画像から先に進んだ展示スペースです。
上の画像の中央部に一部写っている、歴代の定期船の模型です。
次の展示スペースです。
丸木舟です。
1本の丸太をくりぬいたものではなく、断面がL字型のものを合わせて作ってあるのだそうです。
トカラ列島の信仰や祭りを紹介しています。
トカラこけしです。
ボゼです。

ボゼ祭りは悪石島で、毎年旧暦の7月16日に行われる祭りだそうです。
祭り本番当日の公民館での踊りが終わると、仮面人のボゼが赤シュイ(赤土)の付いたマラ棒を手に現れます。
悪霊を追い払い、ボゼのように力が付くように、運がよくなるように、人々を追いかけまわしアカシュイ「赤土」を付けるのだそうです。
漁業を紹介した展示です。
上の画像にも写っていますが、サワラ用のエギです。
Wikによれば「エギ(餌木)は日本古来のルアーと言え、起源にも諸説あるが、漁師が松明を持って船上で作業していた時に、松明を海中に落としたところそれにイカが抱きついたことから始まったとされている。」と解説されています。
資料館前の牧場です。
ズームで写しました。トカラ馬です。
トカラウマは西洋種の影響を受けていない小型の在来種で、鹿児島県の天然記念物にも指定されているそうです。
明治30年頃に喜界島から宝島に移入され、戦後になって「トカラ馬」と呼ばれるようになったそうです。
トカラ列島では現在、中之島と宝島で飼育されているそうです。

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