【 ナベダオ山桜の巨木など(諏訪之瀬島) 】

諏訪之瀬島は十島村で二番目に大きい島です。

島内を散策して、ナベダオ山桜の巨木などを見ました。

島の御岳(799m)は現在でも桜島と同じく日常的に噴火が発生していて、活発に噴煙をあげています。
2000年から、御岳火山付近から半径2Km以内は、立ち入り禁止となっているそうです。

御岳は過去に幾度となく大噴火を繰り返して、文化10年(西暦1813年)の大噴火ではほとんどの人家が消滅し、全島民が避難したため、約70年間は無人島となったのだそうです。
明治期に入ってから、奄美大島出身の藤井富伝らが入植して開拓したのだそうです。

集落は島の南側に集中していて、地図で見ても、島の北側2/3には道路が通じていないようです。

(2014年4月23日訪問)
 
9:13頃、集落の中心部です。
上の画像の場所からすぐ近くにある、平島小中学校諏訪之瀬島分校です。
上の画像の道路の先に写っている校舎(中学校校舎)内です。
地域を紹介する展示物がありました。
別角度で校舎です。右側の建物が中学校校舎、左側が小学校校舎です。
校舎から少し離れたところにある体育館です。
諏訪之瀬島飛行場付近からこの体育館を写した画像は、こちらでどうぞ。→諏訪之瀬島飛行場
9:29頃、藤井富伝の墓に向かいます。
琉球竹の林を進みます。

中之島の民宿などで「ダイミョウタケノコ」を食べさせてもらいましたが、大名竹=カンザンチク=琉球竹なんだろうと理解しています。
ちなみに、平島で食べた弁当(どこかの民宿で用意してくれたらしい)にもダイミョウタケノコが入っていました。
中央部左側の薄い黄色のものです。
琉球竹です。
竹の子です。
9:31頃です。
9:32頃、墓がある所に着きました。
藤井富伝の墓です。
2つ上の画像に写っている案内板です。
9:49頃、場所を移動して、「ナベダオ山桜の巨木」へ向かいます。
この一帯も琉球竹に覆われています。
9:51頃、山桜がある所に来ました。
ナベダオ山桜の巨木です。

ナベダオはこの辺りを呼ぶ地名で、ナベは鍋でダオは底の意だそうです。
この辺りは旧火山の火口付近で鍋底のような地形を想像させるところからそう呼ばれ、そこにある山桜だから「ナベダオ山桜」と言うことだそうです。
根元です。
別角度です。
幹です。
島の放牧地です。
他の島もそうでしたが、牧草ではなく笹のようなものが一面を覆っていました。
案内してくれて人に伺ったところ、「スズタケ」だとのことでした。
島で飲み物を購入する、自販機の有難さ・・・。

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