【 箱根関跡(はこねのせきあと) 】

平成19年(2007年)に復元された、箱根関跡です。

江戸幕府によって箱根関(はこねのせき)が設置されたのは元和5年(1619年)と伝えられています。
江戸幕府が全国に設置した53箇所の関所のうち東海道の新居(静岡県)、中山道の碓井(群馬県)・木曽福島(長野県)と並んで規模も大きく、特に重要な関所と考えられていたようです。
この関所の配置は、箱根山中の東海道の中で、屏風山と芦ノ湖に挟まれた要害の地形を利用して、山の山腹から湖の中まで柵で厳重に区画し、江戸口・京口両御門を構え、大番所と足軽番所が向き合う形になっています。
江戸時代を通じて機能を果たしてきた関所ですが、設置から250年後の明治2年(1869年)に、新政府によって関所制度が廃止され、その役割を終えました。
箱根関の跡地は、大正11年(1922年)に、「箱根関跡」として国の史跡に指定されました。
現在の関所跡は平成19年(2007年)に復元されたものです。<案内板から>

訪問した日時は、画像に写っているとおり、深い霧に包まれていました。
それも、雰囲気があって良かったかも知れません。

( 2009年7月19日訪問)

案内図です。江戸口御門から入ります。
7:21頃、京都方面から見た江戸口御門です。
江戸口御門の西側にある矢場です。
江戸口御門をくぐって右側にある、箱根関所の役割が記載された高札が掲げられている「御制札場」です。
関所内から見た江戸口御門です。
足軽番所です。
大番所です。
関所内から見た京口御門です。

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