箱根町にある箱根神社(はこねじんじゃ)です。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)を祀っています。
旧社格は国幣小社だそうです。
( 2009年7月19日訪問)
7:57頃、参道入口にある三の鳥居です。 駐車場からの参道はここを通る必要はありません。 |
鳥居をくぐって、進みます。 |
箱根神社の矢立のスギ 平安時代に、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定に、また陸奥守源頼義が安倍氏追討に際してこのスギに表矢を献納したと伝えられています。樹高:約35m、胸高周囲:約6.0m、樹齢:約1200年(伝承) <案内板から> |
四の鳥居とその先に続く石段。この石段の中ほど左側に次の画像の曽我神社があります。 |
曽我神社です。 日本三大仇討ちというのがあって、「赤穂浪士の討ち入り」「伊賀越えの仇討ち」「曾我兄弟の仇討ち(そがきょうだいのあだうち)」を指すんだそうです。 この神社は曽我兄弟を祀っています。<案内板から> |
さらに石段を上ると、上りきったところにあるのが五の鳥居です。 |
五の鳥居をくぐってまっすぐ進むと、神門です。 |
神門の背後に拝殿の屋根と、その後に本殿の屋根です。 |
拝殿側から神門です。 |
画像左側が拝殿、拝殿の後ろ側が本殿です。 |
本殿です。 |
九頭龍神社です。 |
事代主神 ( ことしろぬしのかみ )を祀る恵比寿社です。 |
芦ノ湖の「けけら木」 「けけら木」は、芦ノ湖中にある湖底木のひとつです。太古の昔、巨大地震で陸上から芦ノ湖の底に地滑りした樹木の化石で、箱根神社の縁起には、「目代木」(計計良記と訓む)と記され、この木が、古来、伊豆・駿河・相模の界域を示したことから、平安・鎌倉時代、国守の代理となって任国に赴いた役人の名称「目代」にちなんで名付けられたといわれています。 また「けけら木」は、湖水の心なる木ゆえに「こころ木」ともいわれ、鎌倉幕府三代将軍源実朝公が当神社に初詣した恒例の「二所詣」の折には、次の和歌を詠んでいます。 たまくしげ 箱根のみうみ けけれあれや ふた国かけて なかにたゆたふ 源 実朝 (歌中の「けけれ」は、上代東国の方言で「心」の意) この木は、先年、夏の湖水祭・例大祭の翌日、この地方を襲った台風の影響により、芦ノ湖が荒れ、浮遊したもので、この地に遷されました。 湖中には今なお千古の謎を秘めて、「目代木」のほか、萬巻上人が九頭龍を調伏して繋いだ栴檀伽羅木、錫杖木、故杉、影向杉があり、芦ノ湖の五名木と呼ばれています。 <案内板の文章> |