巨福山(こふくさん)建長寺(けんちょうじ)は、臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第一位です。
鎌倉時代の建長5年(1253年)の創建で、本尊は地蔵菩薩、開基(創立者)は鎌倉幕府第5代執権北条時頼、開山(初代住職)は南宋の禅僧蘭渓道隆です。
境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されています。<パンフレットから>
( 2009年7月18日訪問)
11:09頃、総門へ続く門です。 |
境内案内図です。 |
総門です。 |
総門を入ったところから山門方向です。 |
山門です。 |
山門側から、仏殿です。 |
仏殿前から、振り返って山門方向です。 |
仏殿は重要文化財です。(向かって右斜め前からの画像です。) 現在の建物は、創建当初より四代目のものといわれ、東京芝増上寺にあった徳川秀忠夫人(お江の方、家光の母)の霊屋(みたまや)を建長寺が譲り受けました。<案内板から> |
仏殿内部、建長寺の本尊地蔵菩薩を安置しています。 |
仏殿の背後にある(画像中央)のは法堂(はっとう)です。 (仏殿に向かって左斜め前から写しています。) |
法堂(はっとう)です。 この建物は江戸時代、文化11年(1814年)に再建されたものです。関東最大の法堂で、現在は千手観音を本尊としています。<案内板から> |
唐門(からもん)です 方丈の正門で勅使門ともいいます。仏殿と同じく東京芝増上寺から正保4年(1647年)に移築されました。 |
唐門の内側です。 |
方丈(ほうじょう)です。 方丈は、本来は住職が居住する場所ですが、現在は法要・坐禅・研修の場所として使われています。 この建物も、総門と同じく京都の般舟三昧院(はんしゅざんまいいん)から昭和15年に移築しました。建物は享保17年(1732年)の建立です。<案内板から> |
方丈内部です。 |
方丈から法堂・仏殿・唐門方向です。 |
方丈から見た唐門です。 |
方丈の裏手にある「方丈庭園」です。 |
鐘楼と梵鐘(国宝 重さは2.7トン)です。 この鐘は北条時頼の発願により広く施主をつのり、開山大覚禅師(だいがくぜんじ)の銘文、関東鋳物師(かんとういもじ)の筆頭である物部重光(ものべしげみつ)によって建長7年(1255年)に鋳造されました。銘文の中に「建長禅寺」とあります。<案内板から> |