【 西本願寺 】

西本願寺にしほんがんじ)は、京都市下京区にある浄土真宗本願寺派本山の寺で、正式の寺号は「本願寺(ほんがんじ)」です。
同じ下京区内にある東本願寺(正式名称は真宗本廟)と区別するために「西本願寺」「お西さん」などと呼ばれることが多い。
餘部鉄橋に行くために、急行きたぐにで京都に着いたのですが、餘部行きの列車までに時間があったので、西本願寺に立ち寄ってみたのでした。

(2007年2月26日訪問)


堀川通(国道1号線)から、西本願寺の南側に通っている北小路通の入口。

北小路通を歩いていくと、

北小路通に面して派手な装飾を施した「唐門」が見えてきます。

いつ頃この場所に造られたものかは明らかではないようであるが、17世紀前半、1630年頃ではないかと考えられています。また、この門があまりにも美しいことから、日が暮れることさえ忘れて見とれてしまうということで「日ぐらしの門」とも言われているそうです。

伏見城から移築したものといわれている唐門は国宝に指定されている。
透かし彫りも確認できますね。

ズームで唐門。

堀川沿いを北に向かって歩いていくと・・・、

先ず、御影堂門があります。工事中でした。

もう一つは、御影堂門の北側にある阿弥陀堂門です。

阿弥陀堂門の奥に見えているのが、阿弥陀堂です。

西本願寺にしほんがんじ)の阿弥陀堂(重文)
宝暦10年(1760)に再建された、東西42メートル、南北45メートル、高さ25メートルの建物です。
中央に阿弥陀如来の木像、左右にインド・中国・日本の念仏の祖師七師と聖徳太子の影像が安置されています。
(パンフレットから)

訪問当時、御影堂の修復工事に伴い、阿弥陀堂の南(左)余間を「仮御影堂」として使用していて、そのため、阿弥陀堂は「総御堂」と称していた。

阿弥陀堂の(向かって)左側には、御影堂(重文)があります。御影堂の前にある木は大銀杏。
御影堂は寛永13年(1636)建立で、東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートルです。
中央に親鸞聖人の木像、左右に本願寺歴代門主の御影を安置し、重要な行事はこの御堂で行われます。
(パンフレットから)

訪問当時は、御影堂は修復工事のため閉鎖されていました。工事用の柵の向こうは立ち入り禁止でした。

阿弥陀堂の北側(向かって右側)にある宗務総合庁舎。

経蔵。

太鼓楼
旧来から時を知らせたり、法要の合図として打たれていた太鼓を備える木像2層(内部3層)の楼閣建築(高さ、約15メートル)。
西本願寺では、第2次世界大戦中まで、この太鼓楼の太鼓で時を告げていたそうです。
新選組は、西本願寺の北集会所を屯所として使用するだけでなく、この太鼓楼も使用し、太鼓楼内部に泊まり込んで見張り台として使っていたそうです。


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