【 五大堂 】

五大堂は瑞巌寺守護のために五大明王が祀られている堂宇であり、島全体が聖域とされている。
平安時代初期の807年坂上田村麻呂がこの島に毘沙門堂を建て、828年に慈覚大師が瑞巌寺の前身である松島寺を建てて、ここに五大明王を祀り五大堂と呼ぶようになった。
現在の建物は1604年伊達政宗が紀州(和歌山県)の名工鶴衛門家次に命じて建立した。
(案内板から)

2008年6月14日訪問

瑞巌寺への参道入口の反対側に、
松島の遊覧船乗り場があります。ここから少し左に進むと・・・、
五大堂が見えてきます。
阿部蒲鉾店で買った笹かまぼこを食べながら歩いています。
五大堂。
橋を渡ってあそこまで行くことが出来ますので、行ってみます。
五大堂入口。この石段を上がったところで右に折れると、
この石段があり、ここを上がると・・・、
最初の橋です。向こう側に写っているのが・・・、
この橋で、「すかし橋」です。
すかし橋は江戸時代中頃の記録にすでに見られ、早くから透かしの構造であったことが知られるそうです。
上の画像の橋を渡りきった右側にある祠。
もう一つすかし橋を渡ります。
すかし橋の下には海面が見えます。
五大堂 国重要文化財
現在の建物は1604年伊達政宗が紀州(和歌山県)の名工鶴衛門家次に命じて建立した。
方三間の宝形造で、四方に勾欄(こうらん)付きの縁を巡らし正面に向拝をつける。内部に重厚な家形厨子を置き、五大明王を安置する。
勾欄:高欄に同じ、宮殿・神殿などのまわりや、橋・廊下などの両側につけた欄干(らんかん)。
五大堂から松島湾の眺め。
別角度から五大堂の眺め。




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