【 青島神社(あおしまじんじゃ) 】

青島神社は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと=山幸彦)が海宮から帰った時の住居の跡として「彦火火出見命・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)・塩筒大神(しおづつのおおかみ)」の三神を祀っています。(案内板から)

2008年8月22日訪問
 
青島にある「青島神社の碑」

青島は昔から霊地として一般の入島は許されず、藩の島奉行と神職だけが常に入島し、一般は旧3月16日島開祭から島止祭(同月末日)まで入島を許されていた。
元文2年に当時の宮司長友肥後が一般の参拝者にも入島を許されるよう藩主にお願いして許可され、以後入島が自由になった。(境内にあった案内板から)
鳥居をくぐって50mほど進んだ左側に、
青島神社への入口があります。向こう側には門が見えます。
上の画像に写っていた、拝殿に通じる門です。
上の画像を写したところで振り返って、海岸方向の画像です。
祓所。
青島神社 拝殿
拝殿です。
拝殿内部です。
拝殿に向かって右側にこの門があります。
入ってみると枇榔(ビロウ)樹の林です!。
青島の亜熱帯性植物群落は、国の特別天然記念物に指定されています。その代表的植物は枇榔(ビロウ)樹で、全島をほとんど覆って繁茂しています。その数約5000本で、最高樹齢は約300年と推定されています。
<昭和27年3月29日指定>
(案内板から)
元宮です。
青島神社の元宮と伝えられ、元宮跡から、弥生式土器、獣骨等が出土している。古い時代から小祠があり、祭祀が行われたものと推定される。(案内板から)
「元宮」の裏手です。次の立札がありました。

天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)作法
一、磐境(いわさか)に二礼
ニ、平瓮に小声で願い事を唱える
三、磐境に向け平瓮を投ずる
磐境に平瓮が収まれば心願成就、平瓮が割れれば開運厄払い。

磐境(いわさか):「岩座(いわくら)」に同じ。神の御座所。
平瓮(ひらか):古代に用いられた平たい土製の容器。
平瓮を販売していました。


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