【 大極殿復原事業 】

文化庁では、平城京の平城宮跡(へいじょうきゅうせき)全体を「遺跡博物館」とするための事業を進めています。
すでに「朱雀門」などの復原を完了し、平成13年からは、宮跡の中核施設である「第一次大極殿正殿(だいごくでんせいでん)」の復原事業に着手しています。

平城宮内に設けられた大極殿院と朝堂院(ちょうどういん)は、重要な政策を決め、各種の国家儀式を行い、外国の使節をもてなす際に使用されました。
その際に天皇が出御(しゅつぎょ)する建物が大極殿です。
奈良時代前半に使われた第一次大極殿院は、朱雀門の北方にあり、南北320m、東西180mの範囲を築地回廊(ついじかいろう)で囲み、北半分は高台(たかだい)、南半分には広場が展開していました。
その高台の上にそびえ立つのが大極殿正殿です。(文化庁のパンフレットから)

(2008年1月13日訪問)

第一次大極殿(だいごくでん)正殿復原工事(2010年)の素屋根が見えてきました。
素屋根(すやね)は、工事現場を丸ごと覆う大屋根です。

西大寺駅近くで借りたレンタサイクルで、「一般公開施設」に来ました。

「一般公開施設」の位置(現在地と記されているところ)です。
北が下になっていますので、ちょっと見にくいですね・・・。

一般公開施設館内の「朱雀門展望テラス」から、朱雀門の眺めです。

同じところから朱雀門のズームです。

上の画像を写したところの反対側、素屋根(すやね)展望テラスから、第一次大極殿正殿復原工事の素屋根の眺めです。

ここから下は、一般公開施設の内部です。

一般公開施設の東側、このサッシの向こうに「加工場展望テラス」があるのですが、訪問当日は公開していませんでした。

上の画像の反対側(西側)、このサッシの向こうに「木材保管庫展望テラス」があるのですが、訪問当日は公開していませんでした。



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