十日町市(旧中里村)の清津峡(きよつきょう)です。
清津峡は日本三大峡谷(あとの二つは黒部峡谷と大杉谷)の一つで、昭和24年に上信越高原国立公園に指定されています。
清津峡らしい景観を形成しているのは、多角形の柱状の岩で、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれています。
柱状節理とは、岩石中に発達した五角形や六角形の柱状の割れ目のことで、溶岩流が固まって冷えるときに温度低下とともに溶岩の体積が収縮し、そのために規則的な割れ目ができるのだそうです。
兵庫県豊岡市の玄武洞や福井県九頭竜川河口の東尋坊もその奇勝地として名高いそうですよ。
清津峡渓谷の入り口。 |
上の写真を撮ったのは、「清津峡渓谷トンネル」の入り口近くです。 清津峡渓谷は1988年に落石があって、それ以来閉鎖されていましたが、1996年10月に「清津峡渓谷トンネル」 が完成しました。 全長は750m、途中3箇所に見晴所があり、トンネルの終点はパノラマステーションとなっています。 それぞれの場所から素晴らしい渓谷美を堪能することができますよ。 |
トンネル内部。 |
途中にある見晴所。 |
見晴所からの眺め |
柱状節理の景観。 |
清津峡(きよつきょう)の柱状節理 |
トンネル終点パノラマステーションからの眺め。 |