与板城大手門 与板城は、慶応4年(1868年)の戊辰戦争で焼失したが、大手門と切手門は戦火を免れた。 大手門は明治4年(1871年)の廃藩置県の年に、浄土真宗本願寺派与板別院に移築され、第一の門となった。 門柱を礎石の上に直接建て門扉は枠の中に縦に厚板張り、鉄板を使用している。 この門は移築前には新町から長町(家中)に抜ける旧大手の通りにあり厳重なこ虎口であった。 <案内板から> |
本願寺新潟別院、二の門。 |
鐘楼。 |
本願寺新潟別院の隣にある「与板歴史民俗資料館」には「愛の前立て」複製が展示してあるそうなので、入ってみました。 建物の前には、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」ののぼりが沢山立っていました。 |
入口の所には、お約束のように(笑)このようなものも・・・。 |
資料館の敷地にある直江兼続の像。 兼続が与板城の城主になったのは天正9年(1581)であり、上杉謙信の跡を継いだ上杉景勝の執政(家老)として活躍した。 <案内板から> |
以前から知っていたのですが、ある与板のお菓子屋さんでは「愛の前立」という商品名のお菓子を販売していました。 恥ずかしながら「前立て(まえだて)」を知らずに、「前立(ぜんりつ)」かと思いつつ、「面白い名前のお菓子だなぁ」と思っていましたが食べたことはありませんでした。 今回、そのお菓子屋さんに立ち寄って買いました。 |
栗の甘露煮を白餡で包んだ饅頭でした。 私のように勘違いする人がいるのだと想像します。振り仮名がふってありました。 ちなみに「前立て(まえだて)」は、兜につける装飾で、兜の前方につけるもの。 両脇につけるのは「脇立て(わきだて)」、後方につけるのを「後立て(うしろだて)」、頭上につけるのを「頭立て(ずだて)」と呼ばれているそうです。 |