【 直江兼続の像 】


長岡市(旧与板町)に本願寺新潟別院というのがあります。
そこに移築された「与板城大手門」のそばに「与板歴史民俗資料館」と直江兼続の像がありました。
(2008年3月9日訪問)

与板城大手門

与板城は、慶応4年(1868年)の戊辰戦争で焼失したが、大手門と切手門は戦火を免れた。
大手門は明治4年(1871年)の廃藩置県の年に、浄土真宗本願寺派与板別院に移築され、第一の門となった。
門柱を礎石の上に直接建て門扉は枠の中に縦に厚板張り、鉄板を使用している。
この門は移築前には新町から長町(家中)に抜ける旧大手の通りにあり厳重なこ虎口であった。
<案内板から>

本願寺新潟別院、二の門。

鐘楼。

本願寺新潟別院の隣にある「与板歴史民俗資料館」には「愛の前立て」複製が展示してあるそうなので、入ってみました。
建物の前には、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」ののぼりが沢山立っていました。

入口の所には、お約束のように(笑)このようなものも・・・。
 

資料館の敷地にある直江兼続の像。
兼続が与板城の城主になったのは天正9年(1581)であり、上杉謙信の跡を継いだ上杉景勝の執政(家老)として活躍した。
<案内板から>

以前から知っていたのですが、ある与板のお菓子屋さんでは「愛の前立」という商品名のお菓子を販売していました。
恥ずかしながら「前立て(まえだて)」を知らずに、「前立(ぜんりつ)」かと思いつつ、「面白い名前のお菓子だなぁ」と思っていましたが食べたことはありませんでした。
今回、そのお菓子屋さんに立ち寄って買いました。

栗の甘露煮を白餡で包んだ饅頭でした。
私のように勘違いする人がいるのだと想像します。振り仮名がふってありました。

ちなみに「前立て(まえだて)」は、兜につける装飾で、兜の前方につけるもの。
両脇につけるのは「脇立て(わきだて)」、後方につけるのを「後立て(うしろだて)」、頭上につけるのを「頭立て(ずだて)」と呼ばれているそうです。

PAGE TOP