沖縄県那覇市首里金城町にある「玉陵(たまうどぅん)」は、琉球王国第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓です。 第3代尚真王(在位1477年 -1526年)が父、尚円王を葬るために建築したもので、沖縄県最大の破風墓(はふうばか)です。 破風墓とは、沖縄特有の墓の形式の一種で家屋同様の屋根があるもののうち、屋根が破風形となっているものです。 <案内板などから> (2010年5月17日訪問) |
10:19頃、首里城から続く道路から、玉陵方向へ向かいます。 |
資料館です。 |
現在位置にあった案内図です。 玉陵は中門のある壁に仕切られて形で外郭と内郭に別れています。 |
資料館に入ります。 |
戦前の玉陵です。 <案内板にあった写真> |
終戦直後の玉陵です。 <案内板にあった写真> |
戦後の玉陵です。 <案内板にあった写真> |
館内にあった玉陵の模型です。 |
玉陵の面積 東室は国王・王妃の墓、中室は洗骨の部屋、西室は王子・王女の墓です。<案内板から> |
東室側から見た模型。 |
西室側から見た模型。 |
館内にあった、厨子の紹介写真です。 |
尚典王の洗骨(せんこつ)の様子を解説した案内板です。 洗骨(せんこつ)とは、一度土葬などを行った後で、死者の骨を海水や酒などで洗ってから、再度埋葬する葬制です。 かつての沖縄などではよく見られる葬制で、琉球王国の王室は、戦前まで洗骨を経て埋葬されていました。 <案内板から> |
10:29頃、資料室を後に玉陵に向かいます。 この画像奥、道路の終端部に見える薄い緑色の植栽の場所は2つ下の画像です。 |
上の画像の道路の終端部から右方向の画像、玉陵方向です。 この画像の門の正面に次の画像の、 |
遥拝所があります。 |
遥拝所から2つ上の画像に写っている外郭の門方向です。 |
外郭の門です。 |
外郭の門のところから、外郭の左方向です。画像右側の門は中門です。 |
外郭の門から中門です。 |
外郭の門から、外郭右方向です。 |
外郭左側から、中門方向です。 |
外郭右側から、中門方向です。 |
中門です。 |
中門から見た東室です。東室は国王・王妃の墓です。 |
上の画像のところから、「ぐるっと」写しました。 |
中門から見た中室です。中室は洗骨の部屋です。 |
中門から見た西室です。西室は王子・王女の墓です。 |
西室の前付近から見た東室(画像左側)と中室(画像右側)です。 |
東室側から見た、こちらから東室、中室、西室です。 |
東室と中室の間の屋根にあるシーサーです。 |