【 五輪塔(ごりんとう) 】

臼杵石仏群から少し離れたところ日吉神社があり、そこからもう少し離れたところにある五輪塔(ごりんとう)にも、(徒歩で)行ってみました。

五輪塔(ごりんとう):地・水・火・風・空の五大をそれぞれ方形・円形・三角形・半月形・宝珠形に石などでかたどり、順に積み上げた塔。平安中期ごろ密教で創始され、大日如来を意味したが、のちには供養塔・墓標などとされた。五輪卒塔婆(ごりんそとば)。

2008年8月23日訪問


山王山石仏の傍から日吉神社へ向かう道があります。
日吉神社です。
日吉神社の境内山側の鳥居、この画像の右の鳥居から続く小道が五輪塔へ向かう道です。
日吉神社の鳥居をでて、
竹林を歩き、
だんだん心細くなるような道になって・・・、
ありました、五輪塔です!。(9:03頃)
特別史跡昭和27年3月29日指定、重要文化財昭和29年9月17日指定
大小2基とも在銘の五輪塔です。
五輪塔
五輪塔
特別史跡:昭和27年3月29日指定、重要文化財:昭和29年9月17日指定
大小2基とも在銘の五輪塔です。<臼杵市教育委員会>
(案内板から)
小さいほうは、総高104cmで地輪北面部に「承安二年(1172)」の、東面には「千部如法経願主遍照金剛」の銘がそれぞれ刻まれている。この塔は、承安二年に如法経(法華経)を納めるために建立されたことがうかがえます。(案内板から)
別角度ですが、どちら向きなのかは不明です。
大きいほうは、空輪および風輪の一部を欠損しているが、総高約151cmあります、荒削りですが素朴で重量感あふれる塔です。地輪北面部に「嘉応弐年(1170)」の刻銘がある。(案内板から)
別角度ですが、どちら向きなのかは不明です。
五輪塔に行く途中にあった墓のようなものは、荒れていました・・・・。


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