大津放水路が瀬田川に通じている場所です。 大津市南部には、三田川、狐川、盛越川、兵田川、篠津川、相模川、堂の川、諸子川の8つの河川が流れていますが、どれも川の流下能力が低く、たびたび浸水被害が発生し、治水対策が強く望まれてきました。 しかし、この地域は住宅が密集しているため、大規模な河川改修が困難です。そのため、8つの川の洪水を中流部でカットし、地下トンネル放水路を通して瀬田川に流す大津放水路を計画しました。 計画ルートは、がらん山から膳所付近まで約4.7Kmで、そのうち瀬田川から盛越川までの約2.4Kmが平成17年6月に完成しました。<現地にあった案内板から> (2009年11月21日訪問) |
14:39頃、月見橋から大津放水路の放流部です。 |
上流側から、放流部です。 写っている橋が月見橋です。 |
三田川分水施設は、三田川で発生した洪水流を地下トンネルに取り込む施設です。 最大で毎秒99立方メートルの洪水流を取り込みます。 <案内板から> |
狐川分水施設は、狐川で発生した洪水流を地下トンネルに取り込む施設です。 最大で毎秒29立方メートルの洪水流を取り込みます。 <案内板から> |
盛越川分水施設は、盛越川で発生した洪水流を地下トンネルに取り込む施設です。 最大で毎秒38立方メートルの洪水流を取り込みます。 <案内板から> |
開削水路 地下トンネルを通ってきた洪水流が瀬田川に合流する部分です。 |
施設の概要<案内板から> |
分水施設・水路トンネルの断面イメージ図です。<案内板から> |
三田川分水施設のイメージ図です。<案内板から> |