延暦寺(えんりゃくじ)は、大津市坂本本町にあり、標高848mの比叡山全域を境内としています。 平安京(京都)の北にあったので北嶺(ほくれい)とも称され、平安時代初期の僧最澄(767年-822年)によって開かれた日本天台宗の本山です。 境内は大きく東塔・西塔・横川エリアに分けられますが、ここでは横川エリアをご案内しています。 (2009年11月22日訪問) |
横川エリアの概略図です。 |
14:51頃、横川中堂です。 |
横川中堂です。 |
恵心院です。 恵心僧都(えしんそうず)源信(げんしん)の旧跡で、藤原兼家が慈恵大師(じえだいし)良源(りょうげん)のために建立した寺です。 源信は恵心院に篭り、「往生要集」などを著し浄土教の基礎を築きました。 <案内板から> |
四季講堂(元三大師堂)の門です。 |
門の脇にあった石碑です。 |
四季講堂(元三大師堂)です。 第18代天台座主として19年間在職し、延暦寺中興の祖とされる慈恵大師良源(元三大師)の住房であった定心房の跡をついでいる堂です。 村上天皇の勅命によって春夏秋冬の四季に法華経の論議が行なわれたので四季講堂の名があり、始めは弥勒菩薩を本尊としていましたが、今は元三大師の画像を本尊としており、大師信仰の根本道場となっているので元三大師堂の別名で呼ばれています。<案内板から> |
元三(慈恵)大師とおみくじのあんない書きです。 |
15:13頃、道元禅師得度霊跡の石柱が目に止まりました。 |
急な階段を下りなければならないようですが、行ってみることにします。 |
15:17頃、承陽大師(じょうようだいし)道元之塔に到着しました。 |
承陽大師得度霊蹟の石柱。 |
国道161号の「北雄琴」交差点。 比叡山3Kmとありますが、延暦寺まで3Kmと思ったら大間違いです・・・。 今回は「田の谷峠ゲート」から比叡山ドライブウェイに入り、さらに奥比叡ドライブウェイを通って仰木ゲートまで走ってここに下りてきました。 両方のドライブウェイの料金は2320円というものでした。高っけ〜。 |