【 水若酢神社(みずわかすじんじゃ) 】

水若酢神社(みずわかすじんじゃ)は島根県隠岐郡隠岐の島町にある神社です。式内社、隠岐国一宮で、社格は旧国幣中社です。
本殿は隠岐地方の特色である「隠岐造り」の代表的建築です。隠岐造りは、本殿が横に長い平面形をもちますが切り妻屋根で妻入り、正面に向拝(こうはい)と呼ばれる庇をつけています。また、隠岐造りは装飾性が高く、この本殿もその特徴が良く現れています。島後(どうご)では玉若酢命神社本殿とならび大規模かつ優れた建築を今に伝えています。現在の本殿は1795年(寛政7年)の再興で五箇村北方の大工棟梁森寄与八が造営工事を担当しました。
本殿は国指定の重要文化財です。
<案内板から>

(2009年9月25日訪問)
 
14:53頃、一の鳥居です。
水若酢神社(みずわかすじんじゃ)の由緒書きです。
境内にあった「私塾膺懲館跡」の碑です。
二の鳥居です。奥のほうには随身門と拝殿が見えています。画像左端は次の画像で、
土俵です。
随身門と拝殿です。
拝殿です。
拝殿と本殿です。
別角度・ズームで本殿です。
取り替えたものでしょうか、鬼板(おにいた)がありました。
鬼板:檜皮葺(ひわだぶ)きや葺(こけらぶ)きで、箱棟の両端に鬼瓦の代わりに取り付ける板。
本殿は正面3間側面2間の身舎(もや:本体部分)の前に正面3間の向拝をつけ、背面を除く三方に刎高欄(はねこうらん)付の縁をめぐらし、正面中央に階段をつけています。身舎の円柱は、床下部分のみ八角形につくり、礎石の上に立っています。柱上には井桁に組んだ敷桁・梁をまわし、さらにその上に軒桁・妻梁を外側に持ち出して井桁に組む手の込んだものです。<案内板から>
本殿の由緒書きです。
別角度で本殿です。
拝殿側から随身門です。

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