東照宮の奥宮(おくみや)は、拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる家康の墓所です。 当日は雨が降っていて、画像にも雨が写りこんでいるものがあります。 2008年9月22日訪問 |
8:49頃、坂下門をくぐって奥宮へ向かいます。この石段を登って左に折れると、 |
この景色です。この石畳の終端から続く石段が次の画像です。 |
石段と石柵 このあたりの長い石段は東照宮の建築の見どころの一つです。石段は、一段毎に一枚石を用い、石柵は一本石をくりぬいて作ったものです。<案内板から> |
唐銅鳥居が見えてきました。 |
石段と反対側から、唐銅鳥居です。 天和3年(1683)、石鳥居を改めて唐銅鳥居を建てた。御神号勅額は後水尾天皇の宸筆(しんぴつ)である。 <案内板から> 宸筆:天子の直筆(じきひつ)。勅筆。宸翰(しんかん)。 |
石段側から、額です。 |
唐銅鳥居の隣にある御宝蔵です。 御宝蔵は承応3年(1654)創建、外部全体を青銅で包んである。 この御宝蔵には朝廷から家康公並びに東照宮におくられた官符宣命等の文書を収めたものである。<案内板から> |
狛犬 松平右門大夫正綱、秋元但馬守泰朝の寄進です。二氏は家康公の遺臣であり、寛永年間当宮造営の功により特に奉納を許された。<案内板から> |
重要文化財 東照宮の奥宮拝殿です。 参拝をするための社殿で、将軍でないと昇段参拝は許されなかった。建物全体が銅板で包まれており、その上に黒漆がぬられ、奥宮らしく落着きをみせた社殿である。<案内板から> |
拝殿内部です。 |
正面から右に移動してきました。 |
拝殿の後方にある、重要文化財「鋳抜門(いぬきもん)」です。 |
鋳抜門(いぬきもん) 椎名伊豫(しいないよ)作 慶安3年(1650) 唐銅で屋根・柱・壁などを鋳造し、それを組立てたものです。<案内板から> |
重要文化財 奥宮御宝塔です。 東照宮の御祭神家康公の神柩をおさめた宝塔である。八角九段の基盤の上にたち高さは5m、当初は木造であったが石造りに改められ、5代将軍綱吉公の時、現在の唐銅製(金・銀・銅の合金)に改鋳された。鋳工椎名伊豫(しいないよ)の作。この神域は350年式年大祭(昭和40年斎行)を記念して特別に公開している。<案内板から> この画像の左側に写っている幹だけの杉の木については、下のほうでご案内しています。 |
ズームです。 |
宝塔の周囲を、 |
歩くことが出来ます。 |
幹だけの杉は「叶杉」です。 |
叶杉は樹齢約600年、諸々の願い事をこの杉のほこらに向かって唱えると願い事が叶うと伝えられている。 <案内板から> |
更に歩みを進め、 |
鋳抜門(いぬきもん)を宝塔側から写しました。 |
9:13頃、石段を降りて・・・、 |
坂下門の所まで戻ってきました。 ちなみに、坂下門を出たところに眠り猫があります。 |