【 織姫神社 】


足利市西宮町にある、織姫神社(おりひめじんじゃ)を訪問しました。

足利は古くから織物を中心に栄えてきました。奈良時代初期の和銅6年(713)というのが足利織物が文献上に残る最古のものと言えるでしょう。
その約1300年の伝統を持つ足利織物の守り神として奉られているのが足利織姫神社(あしかがおりひめじんじゃ)で、むかし機織(はたおり)を司られた天御鉾命(あめのみほこのみこと)、八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)を祭神としております。
昔は「機神(はたがみ)さま」と呼ばれ、明治12年8月24日に、合祀されていた通4丁目の八雲神社から今の織姫山南麓に遷宮しましたが、翌年の明治13年9月10日火災で焼失以来、仮宮のまま約50年を経過しました。
この間、織姫神社奉賛会により織姫山中腹に朱塗りの社殿が造営され、昭和12年5月7日に仮宮から遷座(せんざ)して現在に到っています。<案内板から>

2008年9月23日訪問
 
鳥居と南側参道の石段。
車で北東側の駐車場へ行く方法もあるようです。
境内まで229段だそうです。
229段登れば叶う縁結び・・・、近くには、「御祭紳の天御鉾命(あめのみほこのみこと)、八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)は、縦糸横糸がよき縁を結ぶとされた縁結びの神様です。」という案内板がありました。
ふむ、登ってみるかな!。
けっこう急な石段です。
途中にあった、「八木節の故郷足利」と記された石碑です。
八木節は群馬県が本なのかと思っていました。
調べてみると、八木節の発祥については諸説あるのだそうですね。その1「現在の栃木県足利市にあった、例幣使街道の八木宿において、 初代堀込源太(本名渡辺源太郎)が歌っていた歌がそのルーツである。」、その2「八木宿と同じ例幣使街道にある木崎宿で歌われてきた木崎節である。」、その3「江戸時代末期に流行した口説節が起源である。」など・・・。
229段の石段を上りきりました。振り返って足利市街地と渡良瀬川の流れです。
本殿は鉄筋コンクリート造だそうです。
上の画像の石段右側にありました。
境内にベンチが置いてありました。赤枠で囲った注意書きには「私は、昭和12年生まれ・・・ これからも大切に使ってね。」と。
神楽殿です。


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