【 輪王寺りんのうじ) 】


日光山輪王寺(にっこうざんりんのうじ)を訪問しました。
今から1200年以上前の天平神護2年(766)に勝道上人(しょうどうしょうにん)が建立したとされています。
江戸時代には幕府の重臣天海大僧正の庇護を受けて栄えました。<パンフレットから>

日光山内の社寺は、東照宮、二荒山神社、輪王寺に分かれていて、これらを総称して「二社一寺」と呼ばれています。
東照宮は徳川家康を祀る神社ですが、二荒山神社と輪王寺は奈良時代に山岳信仰の社寺として創建されたもので、東照宮よりはるかに長い歴史をもっています。

2008年9月22日訪問
 
勝道上人(しょうどうしょうにん)像です。
輪王寺本堂は、ここから150mほど(白い傘をさしている人の方向に100mほど進んで、左折します。)です。
「二社一寺共通拝観券(1000円)」を購入して、先ずは輪王寺へ行きます。
ちなみに係りの人が拝観券売場に拝観券を届けていましたが、びっくりするくらい沢山の量でした。
数式にすると「1000円×沢山の観光客=ホクホク」ですね。
8:05頃、輪王寺本堂「三仏堂(さんぶつどう)」です。
輪王寺 三仏堂
三仏堂は重要文化財です。
日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂です。現在の建物は、正保2(1645)年に徳川家光によって建て替えられました。<案内板から>
輪王寺 本堂
勤行をやっているようなので、
近づいてみました。
この後、堂内でその様子を拝見しましたが、撮影禁止なので画像はありません。
全部で15人ほどの僧侶が朝のお勤めをしていましたが、けっこうリラックスしていました^^;)。
毎日のことなのでしょうから、分からなくはありません・・・。
鐘楼です。
本堂の裏手にある「大護摩堂」(だいごまどう)は護摩祈願所です。
大護摩堂の、(向かって)右となりにある護法天堂です。
重要文化財 相輪塔(そうりんとう)です。
慈眼大師(天海大僧正)が寛永20年に家光公の発願によって比叡山の宝塔に擬して構築した高さ15mの青銅の供養塔であり、塔内に千部の経典を収蔵し、天下泰平・国土安穏を祈願するものという。<案内板から>
輪王寺 黒門
重要文化財 黒門(くろもん)です。
輪王寺の表門で通称黒門です。皇族を門主と仰ぐ門跡寺(もんぜきじ)の格式を示す門です。
江戸時代のはじめ家康公を日光に祀った天海大僧正が創建しました。やがて後水尾天皇(ごみずのおてんのう)皇子の守澄法親王宮(しゅちょうほうしんのうのみや)が入山ののち、本坊の表御門となりました。明治4年本坊が焼失したとき、唯一焼け残った建物です。<案内板から>
門跡:ここでは、「平安時代以後、皇族・貴族などが出家して居住した特定の寺院」の意だと思います。


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