南砺市(旧城端町)の城端むぎや祭、競演会の様子です。
各地に落ちのびた平家の中で、越中五箇山を安住の地とした人々が、慣れない山仕事や農作業の合間に都を偲んで唄い踊ったのがむぎや節の始まりだと言われてるそうです。
今年のむぎや踊り競演会は「城端別院善徳寺会場」と「じょうはな座会場」で開催されました。
私は城端別院善徳寺会場を訪れました。
競演会では、「むぎや節」の他に「四つ竹節」「古代神」「といちんさ」なども披露されます。
2005年9月17日に訪問しました。
15:00、東下町の演技で競演会の開始です。 |
踊り手の衣装は、男性は羽織袴を身に付けて笠を持ちます。 女性は着物で編笠をかぶったりタスキがけだったりして、笠を手にするときもあります。 |
これは、むぎや踊りだと思います。 |
これは、古代神かな?。 古代神 おらうちゃ お背戸にゃ 山椒の木がござる そのま山椒の木に 蜂が巣をかけた 蜂も蜂かよ 足長蜂よ 羽根が四枚あって 足が六本ござる そのま蜂めは 尻に剣もござる わしとお駒が 御拝の縁で 心中噺をしておりました そこへ蜂めが パッと来ちゃ チクリ刺す ツーツと来ちゃ チクリ刺す わしもその時ゃ 死ぬかと思うた |