【 藤倉水源地 】

藤倉水源地(ふじくらすいげんち)は、秋田市にある水道取水場(貯水池、ダムおよび沈殿池)跡で、国の重要文化財(近代化遺産)に指定されています。
ダムは、雄物川水系旭川に設置された重力式コンクリートダムだそうです。
藤倉水源地の詳細は、秋田市上下水道局のサイトをご参照ください。

ここでは、左岸側の様子をご案内します。

(2011年10月9日訪問)
 
8:43頃、藤倉水源地水道施設の沈殿池跡地に着きました。
どこが沈澱池跡なのかは、はっきりしませんでした。
平成18年3月に、秋田市上下水道局のマスコットキャラクターに採用された『水乃 環太朗(みずの かんたろう)』こと『カンちゃん』だそうです。
藤倉ダムへ向かいます。
上の画像を写した付近で、一番上の画像に写っている入口方向です。
8:49頃、ダムに近づいたようです。
画像右側がダムです。
左側にも流れが見えますが、あちらは藤倉ダムの放水路です。
藤倉ダムです。
動画で映しました。
上の画像にも写っていますが、施設の概要を記した碑です。
碑に刻まれた、施設の概要です。
3つ上の画像に写っている案内板です。
上の画像の上部左側は、重要文化財指定書です。
右側です。
操業していた頃の図面だと思います。
越流式の藤倉ダム、水の流れがきれいです。
ダム上部に続く石段を、
上ります。
石段から写しました。
ダムの上部です。
この門を通って左を向くと、次の画像です。
残念ながら、先に行くことはできません。
柵の隙間から写しました。
上の画像右側に写っているこの部分は、「バルブ塔」と呼ばれる取水用の設備だそうです。
バルブ塔の前のダム湖面です。
このダムの特徴の一つが、この越流式だそうです。
基礎地盤からの高さは16.3m、長さは65.1m(越流部は29.7m)だそうです。
本堰堤の下流側には、副堰堤(ふくえんてい)が平行して整備されています。
副堰堤は、落下する越流水の衝撃を緩和し、本堰堤基部の破壊を防止するために設けられているのだそうです。
ここまで上ってきた石段です。
石段を下りながら、もう一度写しました。
越流部をズームで写しました。
こちらの水路は、排砂用の設備だと想像します。
放水路です。
画像左上のコンクリート部を見ると、道路の下に通路が設けられていて、放水路の近くまで行けそうに見えます。
画像右の流れは、副堰堤を越えた流れです。
放水路の流れ、ズームです。
全体像がつかめないので、行ってみることにします。
その画像は藤倉ダム放水路でどうぞ。
9:06頃、駐車場がある沈殿池跡地方向に戻ります。

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