【 尾去沢鉱山製錬所跡 】

尾去沢鉱山(おさりざわこうざん)は、鹿角市にあった鉱山で、銅や金が採掘されましたが、1978年(昭和53年)に閉山しました。
708年(和銅元年)に銅山が発見されたという伝説が残されているそうです。

ここでは製錬所跡などの紹介です。

(2011年10月10日訪問)
 
尾去沢鉱山跡付近の地図です。
「赤○」がここでご案内している精錬所跡がある場所です。
「鉱山歴史館」は鹿角市の展示施設で、「史跡尾去沢鉱山」と印された付近には、坑道見学などを行っている観光施設史跡尾去沢鉱山があります。
県道66号線から分かれた道路を進むと、製錬所跡に来ることができます。
12:27頃、煙突の方向に進みます。
画像右側に円形の構造物が見えます。
シックナーと呼ばれる装置の跡です。
シックナーは、液体中に混じる固体粒子を泥漿として分離する装置で、上下水道・廃水処理・化学工業などで用いられるのだそうです。
シックナー跡の右上方向見えるのは選鉱場跡の一部です。
ズームです。
シックナー、別角度です。
上の画像の右側です。
別角度です。
シックナー左方向には、
昭和41年(1966年)に操業を中止した製錬所跡が続きます。
残された煙突の高さは60mで、土木資産に認定されているのだそうです。
上の画像の左部分に写っている所です。
燃焼室でしょうか・・・。
煙突とそれに続く排煙設備です。
上の画像を写した付近から、シックナー方向です。
シックナーの上部に写っている建物は、観光施設「史跡尾去沢鉱山」の建物です。
ズームで写した、排煙設備部分です。
別角度です。
12:42頃、県道66号線から分岐した道路まで戻って、煙突方向です。
ズームです。
場所を移動して、製錬所跡全体像です。
ズームです。
12:45頃、場所を移動して、鉱山事務所跡です。
上部に写っている建物は、観光施設「史跡尾去沢鉱山」の建物です。
選鉱場跡です。
最大で月間10万トンの銅鉱石を処理した、国内最大級の選鉱場だったそうです。

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