鹿島市にある「鹿島神宮(かしまじんぐう)」は、常陸国一宮(ひたちのくにいちのみや)で式内社(しきないしゃ)、旧社格は官幣大社(かんぺいたいしゃ)です。 武甕槌神(たけみかづちのかみ)を祭神とし、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社だそうです。 境内は国の史跡に指定されています。 2008年11月24日訪問 |
11:22頃、参道です。 |
石の大鳥居は二の鳥居だそうです。 |
境内案内図です。 |
参道を進み、楼門が見えてきました。 |
楼門は1642年(寛永19年)に初代水戸藩主徳川頼房によって造営されたもので、重要文化財です。 <案内板から> |
楼門の背面(拝殿側からの画像)です。 あれ、楼門には狛犬が置いてあるのが一般的だと思うのですが・・・。 |
鹿島神宮のサイトを見ると、宝物館に県の文化財である木造狛犬が展示されているようですが、その代わりに置かれたものなのでしょうか・・・・?。 いずれにしても、変わっていて面白い!。 |
楼門をくぐって、斜め右方向には拝殿と本殿が見えています。 |
拝殿(重要文化財)です。 |
宝物館には、国宝の「直刀・黒漆平文大刀拵(ちょくとう・くろうるしひょうもんたちごしらえ)」があるのだそうです。 柄(つか)・鞘を含めた全長が2.71m、刃長2.24mの直刀だそうです。 撮影禁止なので、入館しませんでした。 |
宝物館から見た拝殿です。 |
拝殿と本殿の間には「石の間」があり、三棟とも重要文化財なのだそうです。<案内板から> ただ、石の間は分かりにくいです・・・。 |
本殿(重要文化財)です。 |
少し近づいてみました。 |
鹿島神宮仮殿(重要文化財)です。 本殿を修理する時など一時的に神様をお遷しする社殿です。元和4年(1618)建立。<案内板から> |
旧東神門跡です。 |
旧東神門跡を背にして、奥宮方向へ歩きます。 |
さざれ石がありました。 |
鹿園です。 |
奥宮(重要文化財)です。 |
別角度で、奥宮です。奥宮の祭神も武甕槌神です。 社殿は慶長10年(1605)に、徳川家康によって本宮の社殿として奉建されたが、元和5年(1619)に二代将軍秀忠によって現在の本宮社殿が奉建されたことにより、現在地に引移して奥宮社殿となりました。<案内板から> |
奥宮から更に奥に入ったところに、要石(かなめいし)がありました。 |
要石(かなめいし)です。 |
現地にあった案内板には次のように記されていました。 神代の昔 香島の大神が座とされた万葉集にいう石の御座とも 或いは古代における大神奉斎の座位として磐座(いわくら)とも伝えられる霊石である。 この石、地を掘るに従って大きさを加え、その極まる所しらずという。 水戸黄門仁徳録に、七日七夜掘っても彫っても掘りきれずと書かれ、地震押えの伝説と相俟って著名である。 信仰上からは、伊勢の神宮の本殿床下の心(しん)の御柱的存在である。 香取神宮の要石はこちらでご覧下さい。→香取神宮 |