【 羽黒山 三神合祭殿 】

出羽三山(でわさんざん)は、山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山の三山で、それぞれの山頂に神社があり、これらを総称して出羽三山神社といいます。
羽黒山には3社の神を併せて祀る三神合祭殿(さんしんごうさいでん)があります。

(2009年6月6日訪問)

随神門から杉並木を歩くこと約1時間、鳥居にたどり着きました。
鳥居をくぐると、(画像左から)厳島神社、蜂子神社(はちこじんじゃ)、三神合祭殿(さんしんごうさいでん)です。
別角度です。(画像左から)鳥居、厳島神社、蜂子神社です。
厳島神社です。
厳島神社拝殿の柱には龍の彫刻が施されています。
出羽三山開祖と仰がれる蜂子皇子(はちこのおうじ)を祀る社です。
蜂子皇子は第32代崇峻天皇(すしゅんてんのう)の皇子で、崇峻天皇が蘇我氏に殺害された時、推古元年(593年)に海路北上し、庄内由良港に上陸、三本足の烏の導くままに羽黒山に登り、難行苦行の末、羽黒大神を拝し次いで月山、湯殿山を開きました。
皇子の修行が羽黒修験道に発展し、今日の出羽三山の礎を築くに到りました。<案内板から>
境内に「蜂子皇子御墓」の石碑がありました。
三神合祭殿(さんしんごうさいでん)は、残念ながら修理中でした。
三神合祭殿正面です。
月山神社(がっさんじんじゃ)は月読命(つくよみのみこと)を、湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)は大山祇神(おおやまずみのかみ)・大己貴命(おほなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀っています。
出羽神社(いではじんじゃ) は伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたまのみこと)を祀る。
おや、赤い梁の上に黒い彫刻が2つ・・・、
ズームで写しました、鬼かな・・・?。
反対側にも2つ、
合計4つありました。
杉並木を上った所にある鳥居と反対側にある鳥居です。
鳥居の向こうに写っている茅葺の建物は、4つ下に写っている鐘楼です。
上の画像を写した付近から、末社が並んでいるところを写しました。
2つ上の画像に写っている鳥居です。
鳥居の額。
三神合祭殿(さんしんごうさいでん)の近くにある鐘楼です。
建治の大鐘(国の重要文化財)です。
鐘には建治元年の銘があり、古鐘では、東大寺・金剛峰寺に次いで古くかつ大きいのだそうです。
鐘の大きさは、口径1.68m、高さ2.05mだそうです。<案内板から。

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