【 (タレント)清水国明の「自然暮らし」とは・・・ 】


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<<前段>>
 滋賀県議会で成立したブラックバスなど外来魚の再放流(キャッチ・アンド・リリース)禁止などを盛り込んだ「レジャー利用適正化条例」に対し、釣り愛好家のタレント清水国明さんら二人が、再放流禁止に従う義務がないことの確認などを求める訴訟を2002年10月18日、大津地裁に起こした。  訴えによると、外来魚の再放流を禁止するならば、外来魚駆除事業で同時に採捕した在来魚の再放流も禁止すべきで、一方的に釣り人ばかりを規制するのは、法の下の平等や、思想及び良心の自由を定めた憲法に違反しており、従う義務はないとしている。
 また、在来魚の減少は、生息環境の悪化などが原因で、食物連鎖による減少は説得力がないと主張している。
 清水さんらは十八日、琵琶湖でブラックバスを捕獲し、再放流した。これについて、条例の再放流禁止条項に従う義務がないことの確認を求めている。清水さんらは会見で「条例施行は来年四月だが、成立した時点で広い意味での義務が生じたと考え提訴に踏み切った」としている。(共同通信)

 ブラックバスとは : スズキ目の淡水魚。全長約 50cm。体は長楕円形で側扁する。背は黒褐色,腹は銀白色。北アメリカ南東部の原産で,日本には大正時代に芦ノ湖に移入された外来魚。ルアー釣りの対象魚。食用にもする。本州以南の湖や河川に分布。オオクチバス。クロマス。
 外来魚とは : 国外から移入された魚。肉食性のブラック-バスやブルーギルが代表的。在来種の絶滅や生態系への影響が問題とされている。 

(以上デイリー新語辞書から)


 <<本論>>
 さて、yahooで検索したところ「自然暮らしの会」というサイトがあってその紹介文は「清水國明が代表を務める、自然暮らしを目指す人々のための会。活動予定、入会申込み、ログハウスの話題等。」というようになっていた。
 早速見ようと思ったのだが「只今、当サイトは一時的に運用を見合わせております。当サイトに関するお問いあわせは下記まで・・・・」とのことであった(2002年10月22日現在)。
 このサイトはどのような内容なのか、一時運用中止の直前の状態で見たいものだと思い。問い合わせ先にメールを送ったが返信は無かったし再開はしていない(10月25日)。(想像はつくが)何時から中止しているのでろうか?。

 清水国明はTVなどで自然派を自称していたように思う。「自然暮らしの会」というサイトもそれをアピールするものだったのではないかと想像できる。
 しかし上記の記事を読むと、彼は自分勝手な釣りマニアでしかないと思えてくる。そのような人間が自然保護を口にするとすれば、言っている事とやっていることが違うと言うことになる。
 いや、もしかしたら「自然暮らしの会」が目指す「自然暮らし」とはどういうことなのかを想像する時、それは「(自分勝手に)自然(を利用し破壊しながら傲慢に)暮らすこと」なのかもしれない(苦笑)。
 
 私だけでなく多くの人にとって「自然暮らし」という言葉には「自然の中で生かされて暮らして行く」というイメージがあると思うのだが・・・・。

 地球規模の自然保護・環境保全があるように、それぞれの地域の自然保護・環境保全ある。
 在来魚の減少問題以前に、外来魚を入れること自体がその地域の自然を破壊することである。
 入れてしまったものは、入れる以前の状態に戻すべきだ。
 それには外来魚の再放流(キャッチ・アンド・リリース)は禁止するべきである。


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