でも自分の思っていることは正確に伝えたいし、相手の考えは正確に受け取りたいと思うから、 言葉には気を使いたいと思っている。 「『話せばわかる』という言葉が虚しくなるほど、『話すほどわからなくなる』場面もあるじゃないか」というご意見もあろうが、 それはたぶんお互いが言葉を通じて理解し合おうという努力を放棄してしまっている。
言葉遣いの一つの分野に『敬語』がある。これって結構難しいよね。上下関係が曖昧になっていたり、
そのことに無関心な人種が増えているであろう現代では「敬語自体が不必要なんだ」という主張もあるだろう。
ところがその使い方という点では、「なんだかおかしいなぁ」ということがある。
よく言われるのは、受身形と敬語が取り違えられていることだ。
例えば
「昨日、先生は馬に乗られた」とは、先生が怪我をしたのか?。
呼び出しの放送で「○×様、おられましたら・・・」って、いったい何語?。
思うに、そういった原因の一つにはマスメディアが正しい敬語を使っていないことがあげられる。
少なくともTVやラジオのアナウンサー(できればレポーターも)は正しい敬語(も含めた言葉)を使って欲しいと願っている。
さすがにNHKさんはよくやっていると思う。だけど、不思議に思うのは皇室の報道になると受動態になってしまうってこと・・・。
良かったら、皆さんも一度注目してみてください。
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